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水の巫女の助手になる  作者: ぽとりひょん
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第84話 赤いコートの女1

 深夜、パトロールをしているパトカーが霊園の入口を通りかかる。

 そこには車が1台止まっておりアベックが乗っているのが見える。

 警察官2人は深夜であり人気のない所であるため声をかけることにする。

 警察官たちはパトカーを降り、車に近づく。

 車には若い男が1人乗っている

 「こんばんわ、少しよろしいですか。」

 「はい、何でしょう。」

 「こんな時間に何をしているのですか。」

 「部屋のエアコンが壊れて、ここで車のエアコンで涼んでいるのです。」

 「そうですか、女の方はどうしたのですか。」

 「私は1人ですが。」

警察官たちは顔を見合わせる

 「深夜ですのでお気負付けて。」

パトカーは去っていく

 「確かにアベックだったよな。」

 「そうみえました。」

2人は女を見ていないことにする。

 男はシート倒し寝ることにする。

 すると助手席に若い女がいる。

 男は驚き車から飛び出て携帯で警察に連絡する

 「いつの間にか女が車に乗り込んできた。」

男はパニックになりながら話す。

 通報を受け、先ほどのパトカーが到着する。

 男は駆け寄り

 「お巡りさん、知らないうちに知らない女が車に・・・」

警察官は男を落ち着かせながら

 「女の人なら私たちが声をかける前に助手席にいましたよ。」

男は青くなる。

 警察官たちと男は車に近づくが女の姿は見当たらない。

 男は怯えて

 「お巡りさん、家までついて来てください。」

警察官は仕方なくパトカーで男の車について行くことにする。

 しかし、男は途中で車をいきなり電柱にぶつけてしまう。

 幸い男に怪我はなかったが、パニックに(おちい)ってる。

 警察官が聴取すると

 「女が、また現れたんです。」

 「どこにですか。」

 「助手席にそれで驚いてぶつかってしまいました。」

 「女は車の中にいますか。」

 「分かりません。」

警察官は車の中を調べるが女の姿は無い。

 夏の怪談じみた事件はこれで終わらない。

 深夜、東海警察署に若い男が車を乗り付け駆け込んでくる。

 男は受付で

 「女が消えた。」

と慌てた様子で口走る。

 「行方不明ですか。

 「違う、朝倉(あさくら)霊園の前で女を乗せたら、知らないうちに消えてしまったんだ。」

警察官は男を落ち着かせて帰宅させる。

 しかし同じようなことが何度も起きる。

 この件は署内でも噂になっており中山刑事も耳にしている。

 そして、中山刑事は舟戸沙姫(ふなどさき)に相談することになる。


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