第33話 進展
古馬沙夜が訪れる、舟戸沙姫の妹である。
沙夜はたすくを見ると
「沙也加の母の古馬沙夜です、沙也加がお世話になっています。」
「中野たすくです、よろしくお願いします。」
「お母様、なんで来たの。」
「たすくさんに会うためよ、沙也加逃がしちゃだめよ。」
たすくは話がだんだん変な方へ進んでいる気がしている、逃げた方がいいのだろうかと真剣に考える。
当日から沙也加の訓練は始まる。
たすくは沙夜の相手をさせられる。
夕食は沙夜の手作りであった。
そして、夜は同じ部屋に入れられ布団がくっつけて敷いてある。
たすくは沙也加に聞く
「沙也加さんこれって。」
沙也加は答えない
「寝ましょ。」
と言ってさっさと寝てしまう。
1週間が経つ、沙姫は嘆く
「これほど進展がないとは。」
「何の話ですか、ちゃんとメニューをこなしましたし随分上達したとおしゃったではありませんか。」
「沙也加とたすくさんの仲です。」
「それはたすくが・・・」
沙也加はたすくを見る。
沙姫が納得したように言う
「分かりました、たすくさん、沙也加はもっとリードして欲しいそうです。」
沙也加は俯き赤くなり、たすくは固まった。
後日、五條美月は古馬沙也加が生きていることを知る。
しかし、中野たすくの存在を知らない美月は舟戸姉妹が沙也加を助けたと勘違いする。
そして、美月は身の安全のため姿をくらます。




