表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水の巫女の助手になる  作者: ぽとりひょん
28/144

第28話 公方良賢の事件

 ある親族経営会社の社長が原因不明の病に倒れる。

 医師が手を尽くしても原因は不明でだんだん弱っていく。

 最後は神にすがる思いで知り合いのつてを頼って、お祓いで実績のある神主に見てもらう。

 神主は、呪いにかけられていると説明し、お祓いをするが失敗する。

 神主も同じ呪いに掛かり倒れてしまった。


 公方良賢(くぼうりょうけん)から古馬沙也加が独り立ちして、半年が経過する頃、良賢の元に呪いの話が持ち込まれる。

 「解呪はしておりませんので申し訳ありません。」

良賢は断るが、依頼者は

 「もう頼るところがありません、見るだけでもお願いできないでしょうか。」

 「分かりました、お力になれるか分かりませんが行きましょう。」

こうして公方良賢は、呪いにかかわってしまう。


 呪いに倒れた社長の元に良賢は訪れる。

 良賢が見ると全身に汚物のようなものが張り付き、うごめき、体内にまで侵入しているのが分かる。

 良賢ははっきりと言う

 「あなたは長くはありません、死ぬ前にすることはありますか。」

 「これは、私が社長になったことを快く思っていない者の仕業でしょう、そいつらの思い通りにさせたくありません。」

社長も死を覚悟していたのか、要望を伝える。

 「分かりました、一時的ですが動ける力を差し上げましょう。」

良賢はそう言うと丹田に手を当て力を送る。

 「これで立てますよ。」

社長は動かなくなった体を起こす。

 「凄い」

 「これは一時的です、毎朝、私がこれをしますので、命があるうちに目的を果たしてください。」

 「感謝します。」

それから社長は精力的にうごく、社内の体制を見直し、1カ月かけて、社長候補に居座っていた者を排除し、候補ではなかった専務を社長候補に据える。

 そして、社長は力尽きるように眠りにつく。


 良賢は社長に近い親族から感謝されたが

 「私は救えなかったのですよ。」

といい、謝礼を受け取らなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ