第26話 死霊は語る4
沙也加は刑事の中山に提案をする
「犯人は本当のことを言っていないと思います。」
「その通りですが、いいアイデアでもありますか。」
「犯人の土地勘のある所をドライブするのはどうでしょう。」
「ドライブしながら被害者の霊を探すのですか。」
「そうです。」
「分かりました、検討します。」
中山の回答は早かった、翌日に連絡がある
「古馬先生の考えを実行することになりました。」
「分かりました。」
「今日、さっそくお願いできますか。」
「はい。」
「たすくを呼びますので事務所へお願いします。」
中山の運転でまず東海市から南方の海岸線を回ることになる。
沙也加とたすくは手をつなぎ、左右を見張る。
しかし海岸沿いの道路では見つからない。
次に山の中に入る、しばらく走るとたすくが
「ちょっと止まってください。」
と言い、沙也加に聞く
「あの人、写真の人ではありませんか。」
「そのようですね。」
中山は警察署に連絡し鑑識に来てもらうことにする。
3人は、女の霊について、山の中に入る。
けもの道をたどって霊について行くと山の中の池にたどり着く。
霊はその池の上にたたずんでいる
沙也加は
「生きたままこの池に沈められたと言っています。」
と中山に伝える。
彼は
「出てこなかったら課長にどやされるな。」
などと独り言を言い、携帯で警察署に連絡を入れる。
中山は鑑識が到着するとその場を引き継ぐ。
そして、沙也加に
「最後の1人を探しましょう。」
と言いながら車に戻る。
沙也加は中山に尋ねる
「随分積極的ですね。」
「僕は最初、霊なんて信じてませんでした、でもこうやって見つかるなら早く見つけてあげたいと思っています。」
そして、死体探しのドライブを再開する。




