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水の巫女の助手になる  作者: ぽとりひょん
110/144

第110話 ままならない夜1

 リゾートホテルの支配人は頭を痛めている。

 2カ月前、3階の部屋で殺人事件が起き、現場保存と言うことで2週間ほどその部屋は使えなくなる。

 その後、その部屋はクリーニングし使えるようになったが、直ぐに血まみれの赤い女が出ると噂になる。

 宮司を呼んで祈祷(きとう)をしてもらうが効果はない。

 その部屋は開かずの間になってしまう。

 しかしこれだけでは終わらない、血まみれの赤い女は3階の通路にも出るようになる。

 従業員も怖がり3階に行こうとしない。

 とうとう。3階フロアを使用禁止にすることになってしまう。

 そんな中、支配人は古馬沙也加の噂を耳にする。

 彼は、沙也加の探偵事務所に電話する。

 彼は沙也加に聞く

 「私はホテルの支配人をしているものですが、古馬先生は霊にお詳しいと聞きましが。」

 「はい、霊の調査を良く引き受けますよ。」

沙也加は仕事が全て霊や妖がらみだということは言わない

 「それは良かったです、私共のホテルを助けて欲しいのです。」

 「どんな用件でしょうか。」

 「2カ月前殺人事件が起きまして、それ以来、その部屋に血まみれの赤い女の霊が出るようになりました。」

 「その部屋を調べて欲しいのですね。」

 「いいえ、それから、血まみれの赤い女の霊はその部屋のフロアの通路にも出るようになったのです。」

 「そうですか。」

 「何とかならないでしょうか。」

 「分かりました。」

沙也加は喜んで依頼を引き受ける。

 久しぶりのたすくとの1泊旅行である。

 沙也加とたすくは沙也加の愛車アルファロメオスパイダーに乗ってリゾートホテルを目さす

 「沙也加、1泊の仕事は久しぶりだね。」

 「そうね、たすくは楽しみ。」

 「これは仕事だよ。」

たすくが言うが、沙也加の機嫌は良い。

 2人は夕方、リゾートホテルに着く。

 沙也加たちは支配人から話を聞く

 「3階の部屋で殺人事件がありまして、それからその部屋とそのフロアで血まみれの赤い女の霊が出るのです。」

 「何か害はありますか。」

 「従業員も怯えてしまって3階が使えない状態になっています。」

 「では、今夜は3階の部屋に泊って明日、調査をします。」

 「お願いします。」

2人は血まみれの赤い女の霊の出る3階の部屋に泊ることになる。


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