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ジャック探偵今日も鼻がぬれている

作者: みっちゅん

 ボクの名前は

 ジャック今日も鼻がぬれている。

 今はお散歩中なのに、

また、飼い主の立ち話が長くて

アクビがでちゃう

ふわぁ〜


「でね、昨日から三丁目の田中さん家のネコちゃんが居なくなったらしいの」


「あら大変!あのキレイなネコちゃんでしょ?」


ふむふむ。

ネコのマドンナ

クロちゃんが居なくなったみたいだ。


「早く見つかるといいわ」

「そうよね…ところで…」

べちゃくちゃ


やれやれ長くなりそうだ。


首輪を外し

うんしょ、

テクテクテク


2丁目の田中

クンクンクン

ふむ。

なるほど…


テクテクテクテク

クンクンクン

しっぽをブンブンふり

クンクンクン

やっぱり、ボクの鼻は世界一だ。



土手のトンネルの下で泥だらけのクロちゃんがいた。


まぁまぁまぁ見つかってしまったわ。

うふふ


クロちゃんどうしたんだい?

泥だらけじゃないか。


ええ。こうなりたくて家出したの


ふむふむ


もう満足したから帰るわ。


いいのかい?


クスクス

いいわ。それに、

いなくなったら見つけてくれるでしょ

ウィンクをする

クロちゃんがいた。



テクテクテクテク

「あそこのお野菜おいしいのよ〜」

べちゃくちゃ


うんしょうんしょ

首輪をつけて、

ちょんちょんと鼻をさわる。


うん。今日も鼻がぬれている。


おわり

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