筒井巧さん
平成元年にテレビ放送された「世界忍者戦ジライヤ」で主人公の山路闘破役の筒井巧さんについて覚え書きです。
放送当事高校生だった私は何回かファンレターを出しました。
好きだった英語の先生と筒井さんがよくにていたので思い入れは強かったと思います。筒井さんの眉毛が凛々しくて、前髪でかくしてるのはもったいないという手紙を出したら、すっぱり前髪を切られました。
熊本のテレビ局が新しく一つ開業したときに、テスト放送でジライヤが流されたので、再放送みたいなノリで見逃していた回などを含めてβのビデオテープに録りました。
バレンタインにチョコレートを贈ったり、放送終了後も応援し続けました。
「翔んでる平賀源内」「なんだらまんだら」などに出たり、日清製粉、トヨタターセルのCMに出たり、テレビをつけてみていたらどこかで見かけていました。
大学を卒業したあと、熊大のSF研究会の会誌を売りに東京へビッグサイトと筒井さんが所属している劇団青年座目当てに一度だけ飛行機で行きました。
ビックサイトではUFOキャッチャーの景品を配りまくり、先輩方とはぐれたりしました。渋谷の青年座に行ったら筒井さんとは会えなくて、プレゼントだけ預けて熊本に帰りました。
私の弟と筒井さんは同じ7月3日生まれなので忘れることはありませんでした。
一度、靴を贈りました。「この靴は筒井さんをどこへ連れていってくれるでしょうか?」と手紙を添えました。
mixiでブラジルのルシアナさんという、郵便局で働いている人と知り合ったのですが、彼女は大の筒井さんファンで、ブラジルでジライヤのブームが起きていることを知りました。筒井さんにその事を手紙で知らせると、ブラジルで筒井さんは大歓迎を受けました。
その後、私は結婚したので、筒井さんを卒業しました。
そして平成30年。
「世界忍者展ジライヤ」の催しものが行われました。クラウドファンディングで私も1万円投資しました。筒井さんだけでなく、ジライヤ関連の方々が大活躍だったようです。
私は熊本で応援を続けて行こうと思っています。