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メソロジア~ブラック・ストーム~  作者: 夢科緋辻
第2章 投棄地区騒乱編
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021 / 泡沫の夢

《高等部一年 九月》


※ 前回のあらすじ


 三大勢力を統一してから初めての集会が開かれた。変わりつつあるアイオライトを戸惑いながらも受け入れようとしているしろあきらは、退屈な教室では感じた事のなかった充足感を覚えていた。

 その後、アイオライトに対する御代僚の気持ちが『依存』ではないかとすみに指摘される。投棄地区ゲットーが変化するという予言めいた通告を聞いて、言葉にならない不安に苛まれたのだった。


----------------------------------------------------------


 夏休みが終わり、二学期が始まった初日。突如としてとうごうしょうじゅんによってアイオライト全体会議が開催された。


「改めて見るとすごい人数だな、ふたクラス分くらいにはなったんじゃねぇか?」


 目を丸くしたアキラは、最前列の席から振り返って騒然としている広い室内を見回した。


 場所は合宿場跡にある宿泊施設。

 黒板やロッカーのある校舎の教室と言うよりは、ホームルームでたまに配られるチラシに載っている駅前学習塾の大教室といった感じの部屋だった。白い壁に囲まれた室内にはまだ使える机や椅子が持ち運ばれ、ここ数ヶ月で大幅に増えたメンバーが一堂に会していた。床や窓ガラスも比較的無事な状態で残っていた事もあり、教師が来れば今からでも講義を始められそうな環境である。


投棄地区ゲットーの立入禁止制限が限定的に解除されてから更に増えたよね。ウチらがここに来た一年前とは完全に別物って感じ」


 ショートカットのクセ毛を指先で弄ったしきもとはるが弾んだ声で返す。ブラウスから覗く白い胸元を背景にして、銀色のネックレスが揺れていた。


「ちらっと友達から聞いたんだけど、SNSでアイオライトの話が出てるみたいだよ。ほら、夏にみんなで合宿したじゃん。バーベキューとか花火大会とか、その時の写真が拡散されてるんだって」

「写真?」

「うん、ほらこういうの」


 携帯端末を操作した敷本が、ぐいっと椅子ずらして体を寄せてくる。身長差もあり、すっぽりと胸元に嵌まるような格好になった。どくん、と予想外の距離感に鼓動が撥ね上がる。御代は気恥ずかしさを誤魔化すために、視線をうなじから画面に移して、


「……確かに、この写真を見るだけじゃ危険な不良生徒ストリーデントの集団って感じもしねぇな。風紀委員会の理不尽に怯えていた頃からじゃ想像できねぇよ、これじゃまるで商業地区マーケットで開かれてる生徒同士の交流会だ」

「学校に公認されてから投棄地区ゲットー自体の印象も良くなってきてるみたい。今まで悩んでいた生徒が入ってきやすい空気ができているんじゃないかな。まあでも、ウチらが不良生徒ストリーデントって呼ばれてるのは変わらないし、普通に学校生活を楽しんでいる人には関係ない話なんだろうけどさ」

「いいんだよ、それで。普通の学校生活を楽しんでいる連中なんか放っておけばいい。連中がどう思おうが勝手だが、俺達はここが居場所なんだから」


 右腕に嵌めた青いリストバンドに触れた御代が、一仕事を終えたような清々しい顔になって、


投棄地区ゲットーは変わったんだ、それも良い方向に。きっと、これこそ恭介さんが望んでいた状況。前までは一回でも理不尽に負けたら、もう全てが終わりだった。居場所を失って、希望をなくして……投棄地区ゲットーで更なる理不尽に苦しむしかなった。だけど、今は違うんだ。俺達には投棄地区ゲットーがある――そうやって、誰にだって胸を張って自慢ができるようになったんだから」

「だねー。ウチも前までは投棄地区ゲットーに出入りしてるなんて言えなかったけど、最近じゃ仲のいい友達には言ってるし」


 そう言えば、と席を元の位置に戻した敷本が携帯端末で別の画面を探しながら、


「例の『戦闘訓練』ってあるじゃん。寺嶋家が専科生エキスパート向けの授業を試すってやつ。あれもSNSで噂になってるらしいよ、投棄地区ゲットーに行けば界力武装カイドアーツを使えるって」

「……あれ、結局月一くらいで実施されてるんだっけ?」

「うん、参加人数も増えてきてるみたいだよ。寺嶋家から派遣された教官も増えてるって話だし、参加してないウチらの方が少数派になっちゃったね」

「あんまり良い気はしねぇな。恭介さんも反対してたみたいだしよ……あれ、そう言えば恭介さんとショージュンは?」

「さあ、別の部屋で集会の準備とかじゃない? さっき始業式が終わったばっかだし、まだ打ち合せとかできてないんじゃないの? それに今回はショージュンが言い出した集会だし、いつもとは勝手が違うんでしょ」


 特別な事情を持っていない限り、ラクニルに通う生徒は長期休暇はずっと実家に帰省することになる。基本的に島から出られないため、こういう機会でしか家族や親戚と一緒に過ごせないからだ。部活の合宿なども本土で行われるため、ラクニルに戻ってくるのは始業式の数日前になる。混雑を避けるため、学年やクラスによって本土との連絡船の便が振り分けられていた。

 御代は昨日の夕方にラクニルに戻ってきた。始業式の前日であり、かどみやきょうすけとうごうしょうじゅんとはまだ会えていない。敷本とも本土で一度会って遊んだきりで、この教室で久しぶりに再会した。


 しばらく敷本と喋って待っていると、神妙な顔付きの藤郷が前方の扉から教室に入ってきた。その後ろには旧勢力のリーダーが続く。しかし、そこに角宮恭介の姿はなかった。


「あれ、角宮先輩がいないね」

「本当だな、でもいないって事はねぇはずだ。ってか、よく見てみればくさなぎ先輩とかり先輩、それにすみ先輩も見当たらねぇぞ。どうしたんだ、あの人達が参加しねぇなんて有り得ねぇだろ」


 敷本と顔を見合わせていると、他のメンバーも違和感に気が付いたのか、ざわざわと広い室内を困惑の空気が覆っていった。


「みんな、心して聞いて欲しい」


 壁面に嵌め込まれたホワイトボードの前に立った藤郷が張り詰めた表情で言った。教壇に手を置いて、紫水晶アメジストの瞳でぐるりと室内を一瞥する。教室の中からざわめきが消えるまでにそう時間は掛からなかった。


「角宮恭介、草薙二郎、狩江美波の三名は《《第二校区に転校することになった》》」


 誰も。

 その言葉をすんなりと信じることができなかった。


「今朝、寺嶋家から一方的な通告があった。その後も何度も問い合わせているが調査中の一点張りで答えてくれない……おそらく説明する気がないんだろう。すみ先輩については話題にすら挙げてもらえない、完全に八方塞がりだ。突然の事で戸惑うとは思うが、それは俺達も同じ。全くもって情報がない、事実だけが先行している状況だ」


 御代は呆然と両目を見開いたまま動くことができなかった。校舎に隕石が落ちたから、明日からの授業を中止すると言われた気分だ。

 原則として、ラクニル在学中に校区を変更することできない。認められたとしても、それは例外中の例外。このままでは学校生活が送れなくなるといった規模の事情でなければ学校が許さない。


「(……ってことはつまり、よっぽどの事情があったってのか? それも四人が一度に消えちまうような、何かが……?)」


 きな臭い気配を感じ取った。

 普通の生徒ならば絶対に関わる事のない裏側。学校と生徒の揉め事という範疇には収まらない()()()()()()の存在がちらつく。背筋に冷たいモノが走って、思わず肩を縮めた。


「何が起きているのか今ここで論じる気はない。真実の追及は必要かもしれないが、結果を待っているだけでは先に進めない。角宮先輩は投棄地区ゲットーを本物の居場所にするという理想を掲げて、それを成し遂げた。だったら、残された俺達がするべき事はアイオライトを守ることだ。自分達の居場所を守るためにも、今もまだラクニルの理不尽に苦しんでいる生徒を一人でも多く救うためにも、絶対にここをなくす訳にはいかない!」


 しん、と静まりかえった講堂内にテノール声を響かせた藤郷が、固く握った拳を一度大きく振ってみせる。


「だから、この場でみんなに訊ねたい。次のアイオライトの次のリーダーは自分――とうごうしょうじゅんに任せてはもらえないだろうか?」


 真摯な響きの声が、大雨の後の濁流が如く勢いで室内に衝撃を運んだ。


「確かに俺はまだ高等部一年だ。いくら角宮先輩と一緒にアイオライトの運営に関わっていたとしても順序を飛ばしていると思われるのは当然かもしれない。だけど俺は誰よりも角宮先輩と、アイオライトと共に時間を過ごしてきた。アイオライトに対する想いはここにいる誰にも負けるつもりはない。何か反論があれば言って欲しい、全てに答える用意がある」


 藤郷の自信に満ちた声だけが静寂に満ちている。他の人は、魂のない地蔵のように固まっていた。急激な状況の変化に思考と感情が追い付いていないのかもしれない。それは隣に座っている敷本も同じなのか、両目を見開いて唖然としていた。


 一方で、何食わぬ顔で藤郷は集会を進行していく。


 紛糾するかとも思ったが、特に荒れることはなかった。旧勢力のリーダーと藤郷との間で話が付いていたのか、彼らは率先して藤郷をリーダーに推薦したのだ。責任を負う事を厭がったのか、他に立候補するような生徒も出てこない。

 それに藤郷のリーダー就任に難色を示したのは、昔から投棄地区ゲットーに来ていた古参の生徒だけ。教室内の半数近くを占めるのは最近アイオライトに加わった生徒だ。彼らからすれば誰がリーダーになろうとも特に興味がなかったのだろう。三十分が経過する頃には、反対の声は全く聞こえなくなっていた。


「俺は角宮先輩の理想を受け継ぐつもりだ」


 紫水晶アメジストの瞳に鋭い光を浮かべた藤郷は、教壇に手を付いてぐるりと室内を見回した。


投棄地区ゲットーを胸を張って自慢できるような本物の居場所にする。俺が角宮先輩にしてもらったように、ラクニルの理不尽に苦しんで道を踏み外しそうになった生徒を一人でも多く救い出す。角宮先輩が残してくれたものを守り続ける。それがアイオライトの目指す未来――俺達が選択する明日だ!」


 教室内に拍手が巻き起こった。他の勢力だった生徒も険しい表情を浮かべていたが、最終的には渋々といった様子で軽く手を叩いていた。

 

「……どうしたのアキラ、浮かない顔をして」

「いや」


 ちらりとクセ毛の前髪の隙間から視線を向けられて、御代は顔を顰めたままかぶりを振る。


 藤郷が新リーダーになることに抵抗はない。むしろ他の先輩がならなくて安心しているくらいだ。それに、今回の一件がなくてもかどみやきょうすけはあと半年もすれば卒業していた。少し早くなったが、こうなることは十分に予想できたはずだ。


「(じゃあどうして、こんなにも心が落ち着かない……?)」


 時間の流れという抗いようのない自然の摂理。新メンバーの増加に伴うアイオライトの雰囲気の変化。自分が大切にしている思い出が忘れられてしまうような不安。離さないように手を握ったはいいが、大切なモノだけが隙間から零れ落ちていくような気がして、得も言われぬ淋しさに胸が詰まった。


 依存、という言葉が脳裏を過ぎる。

 あの頃は良かった、変わって欲しくない。そう思っている自分がいて、御代は慌てて雑念を脳内から追い出した。


「(……なあ、お前はどうなんだ?)」


 割れんばかりの喝采を受ける藤郷を見詰める。

 毅然とした表情で未来を見据えた新リーダー。彼こそがアイオライトを変えようとしている張本人のような気がした。それが勝手な憤りだという事は理解しているが、裏切られた気分は拭い去れない。いつも隣を歩いていたはずの親友の姿が、どうしてか今日はぼやけて見えた。

 

 ちくちくと心に突き刺さる鈍い痛み。辺りを包み込む拍手喝采が、ひどく、ひどく、遠くに聞こえた。



        ×   ×   ×



 それは、とある冬の休日の事だった。

 しろあきら()()()()()()()()()()()()()使()()()()()()()()の二階にある会議室にいた。十二月も下旬に差し掛かっており、曇っているせいもあって窓の外に広がる森は寒々しい灰色。ホワイトボードと茶器が片付けられた棚が置かれた狭い室内は暖房が効いているはずなのだが、冷え切った体の芯は凍り付いたままだった。


「なあアキラ、俺は選択を間違えたのかな……?」


 長机の上に展開した投棄地区ゲットーの地図の上には、癇癪を起こした子どもに振り払われたようにボードゲームの駒が散乱している。その惨状を、とうごうしょうじゅんは色の薄い眼差しで見下ろしていた。


「角宮先輩の理想を受け継いで投棄地区ゲットーを守る……なんて大見得を切ったのにこの様だ。アイオライトは分裂して、活動拠点にする重要施設の所有権を巡って争いが起きて、治安が悪くなったせいで投棄地区ゲットーに来る生徒は減って……本物の居場所なんか跡形もなく消し飛んでしまった。角宮先輩が見たら何て言うだろうな、とてもじゃないけど合わせる顔がないよ」


 藤郷は自虐的に唇の端を震わせる。憔悴し切ったその様子は、まるで触れれば崩れてしまう砂の城だと思った。

 

「ショージュンは間違っちゃいねぇよ。やろうとしていた事も、やり方も、正しかったはずなんだ。だからこうなったのはお前の責任じゃねぇよ。誰が悪いとか、何が原因とか、そういう話じゃねぇんだ」

「慰めはよしてくれよ、結果が全てじゃないか。角宮先輩が抜けた後も組織を存続させるために、俺は規則で縛ろうとした。今まで角宮恭介という一人のカリスマに依存していた雰囲気を、誰もが納得できる公平な体制に変えるために。でも、それは俺の勝手な理想だった。もっと目を配るべきだったんだ、みんなが何を考えて、どう感じているのか」


 御代や藤郷が中等部の生徒だった頃と比べて、投棄地区ゲットーに足を踏み入れる心理的なハードルは格段に下がっている。一般生徒には今もまだ投棄地区ゲットーが学園の底辺だと思われているため、最初の一歩には勇気が必要だろう。それでも立入禁止が限定的に解除され、風紀委員会の理不尽から解放された今と昔には雲泥の差がある。

 実際に三大勢力が統一された四月以降は一気にメンバーの数が増えた。アイオライトという仲良し集団に参加するという事を目的として。事情を詳しく知らない生徒からすれば、商業地区マーケットに遊びに行くのとそう大差なかったのかもしれない。


「新しく投棄地区ゲットーに来た連中にとって、必ずしもアイオライトが居場所である必要はなかったんだ。部活やサークル活動に参加するような気分だったんだろうな、そんなヤツらに偉そうな顔をして上から組織を押し付けた俺は邪魔者だったに違いない。去って行っても文句は言えないよ、理屈だけじゃ人間は動かないってようやく実感した」


 組織として運営したいなら勝手にやってくれ。

 問題を起こすつもりはないから放っておいてくれ。


 そう言って、アイオライトからは多くのメンバーが離れていった。として勝手に遊んでいるメンバーもいれば、人間関係だけ作って投棄地区ゲットーに来なくなるメンバーもいた。藤郷将潤の指導力を疑問視したメンバーが集団でアイオライトを抜けて、別の勢力を作るまでそう時間は掛からなかった。


「人数が減って合宿場跡からも追い出されて、今じゃ投棄地区ゲットーの辺境にある小屋跡が俺達の本拠地だ。角宮先輩の理想なんかどこにもない……俺は最適な選択を繰り返してきたはずなのに。本当にこれでいいのか? もしかしたら、このまま……」 

「……まだ、終わってねぇよ」


 ぎゅっと拳を握った御代は、両目に力を入れて藤郷を見詰めた。


「まだ終わっちゃいない、終わらせて堪るか! また始めればいいんだけじゃねぇか! やる前から諦めてんじゃねぇよ、俺達はそんな軽い気持ちでアイオライトを受け継いた訳じゃねぇぞ!」


 もしこれが佳純が予言していた『変化』ならば、何としても立ち止まる訳にはいかない。戦うと言ったのだ、望む未来が存在していると心の底から信じて。ならば、変化の原因を見つけて取り除き、本物の居場所を取り戻すまで止まる訳にはいかない。


 この気持ちが『依存』ではないと証明するために。


「俺がいる、ハルもいる! ゴウキだって、ライメイだって、他のメンバーだって! まだ恭介さんの理想のために、ショージュンを信じている仲間がいるんだぞ! なのにお前が勝手に諦めて下を向いんじゃねぇよ!! 今度は俺達が投棄地区ゲットーを変えるんだ、恭介さんがやってくれたように!! できる事があるはずなんだ、俺達が協力すれば! だから立ち上がってくれよショージュン、お前がアイオライトのリーダーなんだからっ!!」

「……確かに、その通りだ」


 短く息を吐き出すと、藤郷は少しだけ表情を柔らかくした。長机の上で散乱したボードゲームの駒の中から黒い王(キング)を手に取る。


「少し弱気になっていた。色々と立て込んでいて心が弱くなっていたのかもしれない。でも安心してくれ、計画シナリオは順調に進んでいる。このまま予定通りに進んでくれれば、俺達は本物の居場所を取り戻せるはずだ」


 キングの駒を、拡大印刷された投棄地区ゲットーの地図の中央に置く。藤郷の顔には、悪魔のように冷たい笑みが広がっていた。



        ×   ×   ×



 だが、その後も事態が好転する事はなかった。新年度を迎えてしろあきらとうごうしょうしょうが高等部二年生に進級した頃、アイオライトと他勢力との亀裂は決定的なものになったのだ。


 アイオライトが風紀委員会を手を組んで他の勢力に攻撃を仕掛けている。


 きっかけはそんな噂だった。

 お互いを牽制し合うような冷戦が続くようになる。どんな小さな火種が爆発に繋がるか解らないため迂闊に動けない。追い打ちを掛けるように飛び交い始めた『正体不明の何者かによる暗躍』という噂。疑心暗鬼が蔓延し、わずかに残っていた繋がりも完全に断ち切れてしまった。その冷たい雰囲気は御代が投棄地区ゲットーに足を踏み入れた頃と似ていた。


「……いつからだ?」


 曇り空を見上げながら、御代は呆然と呟く。


「いつから、俺達の居場所は変わっちまった……?」


 そして、もうすぐ梅雨がやって来る。

毎週火、金曜日20:00に最新話を投稿します!

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