表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/44

夏の言祝ぎ

湛えられ 月の端から 溶けてゆく 夜にこぼれた 光の欠片


すやすやと 眠る赤子に 問いかける 未来知りても 安らぎ入るか


まそらから ひかりのおびが おりてきて こどもをつれて いってしまった


飛空せる 高みの鳥を 羨めど 独りで泣いて いるやもしれず


ブランコに 乗ったあの日は 遠い日で 今も心の 中で揺れてる


さんざめく 光の下で 向日葵は 破顔一笑 人を見ている



熟れた白桃が喉を滑った

冷たく口内に触れ甘く舌に触れ

やわやわと歯にほぐされ

今は私の体内に眠る

夏の言祝ぎ


挿絵(By みてみん)



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ