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春の空

ねえ 花びらが ふわり


ほら 花びらが ふわり


もう


空の上は 春を知っている


私たちも


千々の宵を重ね


まだ落ちる雪を眺め


風が冷たいねえと言い交わし



知らないような澄まし顔しても



ねえ 花びらが ふわり


ほら 花びらが ふわり



無垢の赤子の 鈴の声みたい



さあ 咲き誇れ


青空を突き破るくらいに


果敢に花開けよ


春を爆発させて


憂いを流せ、


駆けろ、


駆けろ、


ゆけるところまででいい


疲れたら休めばいい


春は微睡みが似合う季節だ



そしてまた


花と空を見上げ



泣いてもいい


笑ってもいい




きっと花びらがつきあってくれるよ


知らないような澄まし顔で



ふわり と






挿絵(By みてみん)






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