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異端者共の両奇譚  作者: いなり凡サイダー
第一章 異変
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0. 世界始機構

 小説を今まで書いたことがなくこれが処女作品になります。願望としてシリーズ化もできたらなという所存です。これはなんとなくの始まりなので面白そうと思っていただければ第一話を更新しようと思います

ぜひ感想をよろしくおねがいします。

誰か読んでくれええええええ



「すべてはひとつであり、完全である」

とある人間もこう述べているように、一般的に全てのものは一つである。

周辺に存在するコップやりんご、小石 さえも同じものは一つもない。

 つまりは1つしか存在しないので、2つも存在することはあり得ないのである、

 これは『世界』にも当てはまる。

 私達が生きている『世界』は一つしか存在しないものであり、決して2つ以上存在してはいけないのである。

 また、これは『世界』と同様に『人』にも当てはまる。

私と同じ人間は存在しない。あなたと同じ人間も存在しない。存在してはいけないのだ。

それはこの『世界』で頂点とされる神が最初に決めた理でもあると言われている。


 しかし、『世界』は無常である。

「ではなぜドッペルゲンガーのような都市伝説が存在するのか?」

「大量生産製品、例えばそこのクリップですら、違うというのか?」

 光あるところに闇あり。人間、表があれば裏もあるものだ。

 真っ当そうな”表”があれば否定、”裏”を探したくなる。

 無論これも例外はなく、この世界に生を受けた者の数だけそれは存在する。

「言い訳」「言い逃れ」「自己正当化」…

 そして裏を指摘したとしたら、一部の賛同と多数の批判を受けるのがこの『世界』だ。

「言い訳」は許されない。表があるなら裏がある、しかし中間点は存在しないのだ。


 では、もしも。

 もしも「その『中間点』が存在する」としたら?

 もしも「自分と限りなく本質や性格が似た”生物”が存在する」としたら?

 もしも「この世界と限りなく本質や文化、場所が似ている”荒廃した世界線”が存在する」としたら?

 もしも「そんな世界線が幾つも、無限大に存在する可能性」があるとしたら——


——とある人間は言った、

「人間は一度しか死ぬことはできない」

 この世界ではそんなものは通用しない。まず前提として皆一回は死んでいる。

とある人間は言った、

「生は死を兼ねる」

 これこそがこの世界である。

 表は裏を兼ねる。光があれば闇がある。裏は表を兼ねる。

 表と裏は同じであり、全く違う表裏一体。

 平和があればその逆、殺戮があるならその逆…

 どんなに似た地形であろうとも、どんなに似た見た目であろうとも、中身は全くの別物。

 その2つは時折混じり反発をする。唯一深い関係を持ち前後する——


——これはそんな中間点と可能性の物語である。



 私達は現在中学生の未成年で主に3人で小説を書いています。至らぬ点はたくさんありますがよければよんでいただけると嬉しいです。

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