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目に優しい世界は時代に逆らう


目に刺激を与えることで体調を崩すことを知った

健康のために それらを排除しようと思う


朝、起きてすること

朝食の準備

食べながら・・できない

目に刺激になるから朝食を食べながら

アニメを見ることができない


何か代わりになる物はないか

なんとなく手を伸ばしたのがラジオ

この時代ラジオって どうなんだ?

数々の物が流行っては廃れていく中で

いまだに存在し続けるラジオ

この魅力の理由はなんなのだろう?


好みではない曲ばかりが流れるので

ラジオを聞くのをあきらめた


次に手を伸ばしたのがCD

もうCDって遺物なのか?

でも目を酷使せずに耳だけで聞くことができる

昔 好きだったアニメの主人公の

ヴォーカルアルバム

流行りとかで昔を振り返って

いま聞いてみたら

なぜ こんな曲を好き好んで

聞いていたのだろう?って人も居るんだろうな

でも 昔の好みの歌も今も好みで安心した

とりあえず耳で楽しみながら朝食を済ました


精神障害者である私は毎日が日曜日

次にやることは・・困ったぞ

MMORPGができない

目の刺激になるからゲームができない

この手のゲームは毎日の積み重ねが物を言う

1日怠けたら その分の損をする

それが積み重なったら多大な損害がでる


それにゲームをプレイしなくなれば

それまでゲームに費やした時間を

積み重ねた物を全部 失うことになる

何年もかけて積み重ねた物を0にできるのか?


身体の健康のためだ

目に刺激を与えてあれだけ体調を崩して

寝たきりになっていた苦しみを忘れたのか?

こう言い聞かして気づけば

ゲームをやめることは最初は苦であった物の

何日かしてみると

なんでゲームをしてたんだろう?という

気持ちにさせてくれるから不思議だった


毎日が日曜日 時間だけはいくらでもある

次に普段ならしていること

アニメを見る・・これもできない

目を酷使するから非常にできない

何か代わりになる物は


数年前に小説がアニメ化して

そのアニメが非常に好きになった

勢いで買ってしまった小説がいくつか

昔 読もうと思って

でもゲームに忙しくて読まずにおいた

小説が複数

良かった しばらくは生きて行けそう

もう小説を書籍として持っているなんて

場所をとるし

昔 欲しい本やマンガをひたすらに集めて居たら

畳三畳分の場所を本でとられていた

今は電子書籍が主流なのだろうか?

兄に言われたことを思い出す

「紙の本は もはや贅沢品」だと

そうかもしれない

なにせ場所をとる・・場所だけか・・・?


目を酷使せずにできること

自分に見惚れる

これは時間の使い方としては

どうなんだろうか?


少し私の生き方を語らせてもらうと

中学1年生で精神障害を患い

それ以降 数十年

家族以外と ろくに人と関わっていない

自分の容姿を人と比べることもなく

比べる機会のある生き方もできず

現在に至る


父も母も兄も私の容姿を褒める

事あるごとに褒める

「家族だから

 そう言ってるんでしょ?」と

そう思い込んで信じようとしない

私は私を卑下して生きてきた

なぜか知らないが

自分を価値のある人間だと思えず

なぜか知らないが

そんな人間が美人なわけないと

思い込んでいた


だが何十年も自分が美人だと

褒め続ける家族に

そろそろ洗脳されてきたのだろうか

姿見を見て自分に見惚れるようになった

毎日が日曜日 時間だけはある

ただ鏡に見惚れる時間も有りかもしれない


1日が長い

やることもやれることもないから

1日が非常に長い

1日 24時間なのだが

27時間にでも増えたのだろうかという

錯覚に陥る

目を酷使することをやめて

やることが激減したら

本当に1日が長い


ふと

こんな生活をしている私の記録を

何かに残したくなり

ノートパソコンを広げて記録を・・できない

目を酷使して体調を崩す


この世界は目を酷使することをやめたら

本当に何もできないな!


なら

どの方法で記録に残す?

思い付いたのが

え?ノートに手書き?

今の時代 今さら

そんな方法で記録するのか?

やってみようと決意したのだが


・・・字が・・書けない

パソコンでキーボードで書き込んでいる

時間が長すぎて

字を書くことを忘れている

私が精神障害で義務教育すら

満足に通えなかったのも原因ではあるが

こうもノートに字を書くことを忘れてるとは

漢字を書きたくても字が思いつかない

もはや漢字の勉強から始めるしかない

記録に残すのは あきらめるとしよう


この世界は目を酷使することをやめたら

本当に何もできない。


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