6話 恐るべき巨人 ネフィリム
Pear Mt. City Lake
ペアマウント湖
実際に船を出して見て分かったのは
ゾンビたちは湖の中にまでは追って来ない。
ゾンビは泳げない? 確かに意識が不鮮明な状態で
泳ぐというのは難易度が高いかも。
それとも死体のボディの劣化が進みやすくなるとか…
エネルギーの消耗が激しすぎるのかも。
ゾンビに体力があるのかは分からないけど。
まずはヨットで向こう岸へ行くつもりだったけれど
視界が悪くなってきた。
湖上の霧。水面から蒸気や湯気の如く立ち込める。
霧の隙間から遠くの木々や、中州。小島にかけられた橋が時折見える。
イーヴィー達はまだ霧の恐ろしさを理解していなかった。
中に入り込んだことが無かったのだ。確かにあの町は霧が少なかった。
霧の中には化け物が居て私でも倒せないことを伝える、
と二人は緊張した面持ちに。
湖はゾンビからは解放してくれるが
恐ろしい霧が思うようにヨットを進ませてくれない。
上空から梟に船の周囲に立ち込める霧を見てルートを示してもらい
慎重に移動。
結局アップルヘッズの中州にある
キャンプ場近くを船で行ったり来たり。
「これ、向こう岸へ行くのは難しいかもしんない……」
イーヴィーが不安そうに言った。
霧は追いかけてくるわけではないし
安全なルート自体はミネルヴァと連携していけば探せるけれど…
霧は動くのだ。そして霧に合わせて私たちが動かなければならない。
じれったい。苛立ちをごまかすように強めに溜息をついた。
忍耐の時だった。
情報収集に専念する。
ミネルヴァの視界から得られた情報で気になったこと。
ペアマウント湖周辺の市街地には霧が出ていない。
危険な霧は水上以外にも出るはずなのに。
ここに徒歩できたときだって…
そもそも霧から離れるために霧が薄いこの街に入ったのだ。
人が多く住んでいた場所には霧は出ない?
分からないデータが少なすぎる。
ゾンビがいる所には霧が居なかった。何で?
それともゾンビには霧を出現させない何かがある?
霧が出なくなる、もしくは霧を追い払える鍵があるのなら知りたい。
それさえ分かればここから逃げ出せるし、
今後の移動が楽に安全になる。
どちらにせよ、ゾンビか霧か……
ここに来てから常に何方かに悩まされていた。
これ以上考えていても仕方ないか。
操舵室の床で横になっている黒熊をみる。
ハグしてから耳に顔をうずめると熊も嬉しそうにしてくれる。
少し癒された。いや、大分かも知れない。
普通の人間だった頃なら熊に抱き着くなんてとても恐ろしくて出来ない。
______
オスカー
種:月の怪物 Lv3→4
不可侵の毛皮 怪物の前腕 月光浴 怪物の呼吸
雑食怪物 ルーンフィールドnew!
ルーンフィールド:周囲の重力に干渉する。
______
船には狭いなりに寝室と小さなリビング、トイレにシャワー室。
私はこのような船に乗ったことなど
なかったから少しワクワクする。
その後イーヴィーの提案で皆で釣りをした。
魚は普通に釣れて夕食になった。
捌くのに手間取ったし、イーヴィーは
言い出しっぺのくせにつまんないとか
不満を言っていたけど久しぶりの魚は美味しかった!
ルーシーは慣れてなさそうだったけど積極的に手伝ってくれた。
陽が落ちてからオスカーが操船室から
甲板に出ていく。月光浴。
熊の黒い体毛が月の光を受けると漂うマナを吸収するように
多様な色の光を帯びる。
私たちは寝室でかわるがわる仮眠をとったり
操船室で話して過ごしていた。
そこでイーヴィーが力の使い方が分かったかも!
と言い出した。
「ほんと? どんな力?」
「えーとね。なんか物質を変化させたりイメージを具現化させたりできるんだ。
ちなみに素材は絶対必要だよ。モノづくりとかに向いてると思うよ。」
「へー、例えば?」
「えーと、なんだろ。なんかレーザー銃とかさ。」
「え! 作れるの? レーザー銃。」
「いや、ちょっと無理かも。
あたしのイメージ力とか適正、知識と素材とかも関係してるんだと思う!」
うーんそっか……
今のところ即戦力にはならなそうだけれど
でも仲間が力に目覚めたのは喜ばしい。
しばらく様子を見てみよう。
***
ここペアマウント市は中心にある湖を包むようにしてあり
大きく4つの区画で分けれる。
最初にいた区域アップルヘッズから
湖南:「アップルヘッズ」
橋と中州のキャンプ場。商業区画に桟橋のレストラン。
ブティックやカフェなどが立ち並ぶ通りもある。
湖からさらに南にいくと学校。
湖西:「ペアウエスト」
住宅地はあるが、他と比べると人口が密集していないであろう地区。
広大な自然がある。湖とは繋がっていないがさらに南西に進むと
川があり、それが外洋へと続いていく。
湖東:「ペアグローブ」
それなりに栄えていたはずの街。
スーパーマーケットがいくつかに、長期休暇には訪れた
観光客でにぎわう店が立ち並ぶ、ナイトクラブもあった。
湖北:「キングス・クリフ」
アップルヘッズから湖向こう岸。
ここも観光客が多い。
坂にある町。
さらに北に進むと湾口があり灯台に船着き場がある。
湾口の中に入って北上していけば州都だ。
**
その日は船で泊まり、夜明けを待って陸地を目指す。
___翌朝
湖東 ペア・グローブ
陸地を目指して上空から偵察する。
ペア・グローブはゾンビの群れが確認出来たので違う場所に降りたかったが
他のエリアは霧に阻まれた為に断念。
結局東のペアグローブの泊地へ向かうことに。
上空から索敵すると
船だまりの近くに扇動個体ゾンビを1体
と通常のゾンビ個体を複数発見。
数は8体、扇動個体込みで9。
ミネルヴァが扇動個体に暗殺鳥を発動。
技「暗殺鳥」は対象を決めるとその相手に攻撃するまで
気づかれにくくなる技。
長くは発動し続けられないし、
見つかった後再度かけても失敗しやすい。
急降下した梟が扇動個体の喉をかぎ爪で切り裂く。
ゾンビは崩れ落ち、もがいている。
喉をやられると扇動出来ないのを確認してからミネルヴァが止めを刺す。
船だまりに入る前に箒に飛び乗る。
下から自分の身体を攫うような風をぐんと
受けたような感覚。
箒に座ったままの姿勢で浮き上がり、
グライダーで滑りだすように船から飛び出す。
箒に乗る感覚は自在に加速出来る
上昇下降可能なサーフィンに近い。
加速するときは魔力を絞り
爆発させて推進力に変えるイメージ。
船だまりに降りて残りの8体を片付ける。
ゾンビまで一息で踏み込んで杖を頭部に当て魔力を
頭蓋骨の奥に浸透、小爆発させる。
さらに付近にいたもう一体の敵に見えない魔手も同時に使用。
動く死体を締め上げて脳を破壊するように魔力を送り込む。
船がマリーナに入って来る前に
オスカーが自分の体を軽くして水面を疾走しながらやってくる。
泊地外の周辺ゾンビたちも探して狩っていき制圧完了。
入念に片付けていって、ほっとできる程度に減らせた。
イーヴィーたちが船から降りてくる。
施設に荷物を降ろし少し休憩。
ルーシーが何をしたらいいか? と尋ねてきた。
彼女はやれることが少ない。確かに落ち着かないだろう。
とはいっても今のところは雑用くらいしか頼むこともない。
なので私が休憩している間に周辺の建物に
入って色々物色して来てもらう。
持ち運び出来ないものは何があったのか知っておきたい。
どの町の、どの建物に、どんな物資があるかノートに記録してもらう。
あとで目を通す。
OK! といってルーシーは走っていった。
彼女はマメな性格のようで。
あとで見たルーシーのノートは驚くほど綺麗なものだった。
街の地図や建物の特徴が丁寧に描かれたイラストに
物資の在処を綺麗にまとめられていた。
イーヴィーが機械や船を材料に使えるかもしれない。
というのでウチのプリティなエンジニアはルーシーとは別に
目覚めた能力を行使してもらう。
船や車、パソコンにゲーム機。
色々な素材を見てはあちこち行ったり来たりして
独り言をつぶやきつつメモに書きだす。
何をやってるのかよくわからないけれど、好きにさせておく。
機械をいじっているときの
彼女はのびのびしているように見えた。
十分休めたので使い魔2匹にに守りを任せてここを出る。
ペアグローブの街を探索。
ペアグローブの街は前に私たちがいた
学校校舎があった地区アップルヘッズに比べるとゾンビの数が少ない。
この街全体で百体くらいか。
もし、このゾンビがここの市民たちなら数が少なすぎる。
ゾンビ化した多くの人間は何処へ消えた?
少なくともこの街ではない。ゾンビ達は移動している? 街を?
何の為に?
最もゾンビが徘徊している街は恐らく学校の街アップルヘッズ。
いくつの地域がゾンビにやられた?
ゾンビは霧の外まで蔓延しているのか。
世界中に?
ペアマウントシティはもう手遅れだ。
他に生き残りが居たらミネルヴァが気づいているはず。
この街から他の地域への道路やフェンス、
障害物なども把握していく。
大雑把に建物なども紙に記録してルーシーに渡そう。
後で彼女に整理してもらう。
今は大丈夫そうだけど、いつまで船が安全かもわからないんだ。
マリーナが霧に包まれたらそれだけで船は使えなくなるのだから。
街に隠れなければならなくなった時の為、
意図的に障害物をところどころ設置しておく。
ついでに少数で固まっていたゾンビを始末。
数を減らしておく。
もう随分ゾンビと戦ってきた。
何となくだけどこの敵の事は把握出来てきていた。
何処にどれくらいの数のゾンビが集まりやすいかだとか。
足を負傷している個体は寝そべっている場合が多い。
死んでいないから注意が必要だとか。
**
1時間ほどそんな地道な作業をしているとき。
ふと、街の中心にある建物が気になった。
それは見ただけで心が寒くなるような、
さびれた教会だった。
***
この教会…怖い。何故か怖いのだ。
ドアは開きっぱなし。
古い感じだけど。
ほの暗い陰気な気配のする建物。
田舎のさびれた教会。
中に足を踏み入れる。
この教会の中だけ気温が10度は違うんじゃないか
と言うくらい寒い。確かに日陰になっているけど。
それだけじゃない、恐怖しているんだ、直感が告げていた。
ここには良くないものがあると……
屋内は誰もいないことを見通しの魔眼で確認。
入口のすぐ近くに
ミイラのようになっている人間の死体。
老女の死体。
この死体。……自決している。
ゾンビにならないように?
それとも絶望して?
左手に刃物を持ち自分の喉に突き刺してている。
教会の祭壇前の通路に倒れこんでいた。
亡骸を観察。直ぐに違和感を覚えた。
これは?
床にしかれていた絨毯が老女の右手によってずらされている。
屈んで絨毯をもっとずらして見る…
床のタイルがおかしい。一部外せそうになっていた。
軽く叩くと感触と音がおかしい。この下に空間がある。
その箇所のタイルに爪を引っかけ外してみる。
意外とあっさり外れた……
穴がある。手を突っ込むと周囲のタイルを繋ぎとめている
錠らしきものを外せた。
一畳ほどのタイルの板を外すと
石作りの階段が地下へと続いている。
地下への入り口になっている穴の縁には
奇妙なシンボルや文字が彫刻。
恐る恐る階段を下りていく。
ひんやりとした風が肌をくすぐる。
階段は思いのほか長い2階分ほど降りたんじゃないだろうか。
ここは普通じゃない。
こんな田舎町の教会の地下に何でこんな地下室が?
長すぎる地下への階段が終わり、ようやく下の階に着く。
光はかろうじて階段の上の方に見える程度。
魔眼は多少の暗視能力もあって少しは見えている。
だから目の前に扉のようなものがあるのも分かった。
開けようとするとずっしりとした手ごたえはあったが
押すとすんなりと開いた。
部屋の中心は光が少しも届いていない。
魔眼でもよく見えなかった。この部屋に入りたくない。
入口すぐ近くの壁を見るとランプらしきもの。
何となくそれを手に取った。
どう火をつけるのかと思って触ってみていると灯がついた。
一瞬驚いて目を見開く。
眩しくて目を逸らして、
そして目の前の開いた扉の奥。
部屋の中心に目をやると、
巨人がいた。
4メーターはあるんじゃないかという体は
大きな椅子に座っていて服はほとんど来ていない。
腰布だけが申し訳程度に腰にかぶせてある。
それは暗めのクリーム色の肌に髪の毛はなく、
目にまつげもない。
大きな目を見開いていた。瞬き一つしない、
顔の大きさに不釣り合いなほど大きな目。
微動だにせず焦点も動かさず。一点を大きな黒目が見つめている。
ただ静かに呼吸をしていることから
それが生きていることは伝わってきた。
え? 生きてる!? こいつ生きてる!
その時巨人の口が動いた。
乾いたしゃがれ声で少し、何かを発声して。
―!#@ !%@*$ !!! *#^# !!!!
とても形容できないような声を上げた。
恐怖で涙がこみあげてきていたが
咄嗟にそれの顔面に魔女のモロトフを投げつける!
巨人が更に声を上げ椅子から立ち上がり
炎に焼かれながらもこちらに向かって咆哮を放ってくる。
全速力で階段を一息で駆け上り逃げ出した。
階段から出る前にもう3つ魔女のモロトフを地下へ投げ込む。
走る、兎に角全力で!
何も聞こえてこないけど、距離をとりたい。
疾風のように駆けながら隠密モードに。
教会から飛び出て振り返ると
建物が一瞬で崩壊した。
アレが出てくる。
何を考えているのか全くわからない顔。
いきなり私とは全然違う方向の建物に
とてつもない速度で突進。
まるで列車のような勢いでビルの外壁を破壊。
さらに巨大な拳を無茶苦茶に振るうと
ブロック塀が打ち壊され、土煙が上がる。
ヤツは手当たり次第にいきなり建物に突っ込んだり、
大きな瓦礫を当てずっぽうに周囲に投げつける。
奴に見つかりたくない。逃げ出したい。
大丈夫。自分に言い聞かせる。
アイツ私の場所を察知できていない。
少なくとも今は…
幻視===
領土戦争 開始 領土の所有 戦いの正当性 ヴィジョン衝突
革命 ゾンビの主 ネフィリム 挑戦しますか?
===
ゾンビの主?
ネフィリム? あの気持ちの悪い奴が主?
領土の所有って? 革命?
何が何だか分からない。こめかみが痛い。
あの巨人は暴れるのを止め周りをゆっくり見渡している。
不気味な目。
纏っているマナと先ほどの動きから
この怪物に一対一で勝てる見込みは低い気がした。
泊地にいるミネルヴァと視界共有。
この巨人。「ネフィリム」のことを見せておく……
ミネルヴァにここまで来るように指示。直ぐに梟は飛び立った。
さらに熊を警護につけて
イーヴィーとルーシーには沖まで避難しておくように伝える。
ミネルヴァと合流できるまで少しかかるだろう。
泊地からここまでは同じペアグローブでも多少の距離がある。
見通しの魔眼で周りを観察していく。
ゾンビが少しづつ増えてきてる。
さっきまで10体くらいしかいなかったのにもう三倍以上。
この街の近くにもゾンビがたむろしているところがあったのかもしれない…
ヒト型エイリアンゾンビや鳥のゾンビも集まってきた。
ヒト型は人間のそれとは比べ物にならないくらい強い。
あの巨人を相手にしながら対応するのは難しい…
集まって来た敵がおかしい。
意識が希薄なはずの通常のゾンビの群れよりもずっと統制が取れていた。
2体のゾンビが近づいてきていたので倒した
が異変に気付いてすぐにヒト型エイリアンゾンビが来る。
それも仕留めたが扇動個体に怪しまれた。
こちらを見ようと何歩か近づいてきた。
その瞬間。
周りの障害物やブロック塀が吹き飛んだ。
まるで見えない暴走列車でも突っ込んできたのではないか
というほどの衝撃。
瓦礫が宙を舞っていく中
あの巨人が目の前にいることを理解する。
マナが無くとも象ともレスリングできるであろう巨躯が
チーターを置いてけぼりにするような速度でブロック塀ごと
破壊するように一直線に体当たりしてきたのだ。
世界がスローモーションのように見える。
大きな真っ黒な瞳がこちらを覗き込んでいた。
何の感情も無い、捕食者の眼であった。
白めの部分が大きな目に不釣り合いなほど少ない。
魔女のモロトフはもう一つしか無い。
モップにまたがり一瞬で浮遊。スペルブックを出す。
巨人の目の前に魔力を込めた
魔女の燃える水の水球を出す。ここまでを秒でこなす。
手加減無しだ。
燃える水球がウォーターカッターのように噴出し巨人の顔面を切り裂く。
巻き添えを喰らわないよう空中機動変化し飛びのく最後のモロトフを使う。
巨人の顔を切り裂いて頭部にいきわたった
燃える水に魔女のモロトフが引火、
悪魔的威力を持った爆発を引き起こす。
ヤツの頭部が地獄の業火に包まれ見えなくなる瞬間までの間。
あの巨人はまったく表情を変えず、
瞬きもせず変わらぬ無表情でこちらの眼を覗いていた。
衝撃的だった。この生き物に恐怖した。
ここまで僅か1、2秒ほどの出来事。
奴は自分の肩から上を包む炎を消そうと飛びのき、転がりまわる。
己の手で顔を何度も強くはたき、コンクリートの壁やアスファルトの地面に
顔面を強くこすりつける。
その間に隠密モードを再発動。
可能な限り遠くへ。
奴が察知して追いかけてきた。
息が切れそうになるくらい全力で疾走と飛行を織り交ぜ、
障害物を使いながら逃走。
どこに逃げるのかも考えてさえられない。
再度ヤツが当てずっぽうのように体当たりをした。
方角は当たっていた。
真横を濃密なマナを纏ったトラックがすれすれで通り抜けていった
今のに当たっていたら……
廃屋に突っ込み飲み込まれても、即座に起き上がり瓦礫の山から
今度はこちらではなくてあらぬ方向へ。
隠密モードが効いている!
やはりコイツの感知能力は高くない。
その時肩になにか変な感触がした。
なにか触った?
巨人と共に追いかけてきていた
ヒト型エイリアンゾンビの弾丸。
当たってしまった。
湖南:「アップルヘッズ」
橋と中州のキャンプ場。商業区画に桟橋のレストラン。
ブティックやカフェなどが立ち並ぶ通りもある。
湖からさらに南にいくと学校。
湖西:「ペアウエスト」
住宅地はあるが、他と比べると人口が密集していないであろう地区。
広大な自然がある。湖とは繋がっていないがさらに南西に進むと
川があり、それが外洋へと続いていく。
湖東:「ペアグローブ」
それなりに栄えていたはずの街。
スーパーマーケットがいくつかに、長期休暇には訪れた
観光客でにぎわう店が立ち並ぶ、ナイトクラブもある通りがある。
湖北:「キングス・クリフ」
アップルヘッズから湖向こう岸。
灯台に船着き場。ここも観光客が多い。
坂にある町。
オスカー
月の怪物 レベル4
アビリティ「不可侵の毛皮」
skill 「怪物の前腕」「月光浴」 「怪物の呼吸」
「雑食怪物」「ルーンフィールド」new!
ルーンフィールド:月の怪物が持つ 重力干渉スキル、範囲と質は術者の適性とレベル依存
燃える水:ウイッチクラフトで作れる可燃性の水




