登場人物紹介
嶋尻美琴
本作の主人公で18歳の、銀杏大学1年生。沢継煉とは、高校1年生からの恋仲。高校時代はパソコン部に所属し、早打ち大会で全国1位となった。煉と共に、大学ではサークル「会計・簿記研究会」に所属すると共に、教職ゼミ「高井ゼミ」を履修している。後ろ髪をピンクのリボンでポニーテールにまとめた、キュートな女性。
沢継煉
銀杏大学3年生の21歳。恋人の美琴とは高校3年生からの仲。容姿端麗、頭脳明晰で、将来は母校に教師として戻ることを夢に、大学で教職課程を履修している。大学のサークル「会計・簿記研究会」に所属すると共に、教職ゼミ「高井ゼミ」の副幹事を務める。
嶋尻真琴
美琴の姉で20歳。高校卒業後は大手電鉄会社に就職し、現在は車掌をしながら運転士を目指している。高校時代は美琴と煉と共にパソコンの早打ち大会に出場し、全国制覇を成し遂げた。落ち着いた楚々(そそ)とした女性。
三枝紗代
美琴の高校時代からの親友で、共に銀杏大学に入学した大学1年生。頭の回転が早く、勘も鋭い。美琴の良き理解者。
若林先生
美琴らの恩師で、都立けやき商業高等学校に勤める情報の先生であり、パソコン部顧問。なぜか白衣を身に纏い、教壇や部活の指導に当たっている。
高井教授
美琴と煉が履修している教職系のゼミ「高井ゼミ」を担当する若き教授で、美琴と煉が大学で恩師と仰ぐ人物。東大教育学部卒の超エリートだが、学生の視点に立ち、学生と共に研究を進めるスタンスを取る。研究テーマは「教師のライフヒストリー」。