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恋愛戦国時代  作者: 藤田 あゆむ
3/6

筒魁さんの正体

これは第3話です。

 謎の美少女転校生が来てからクラスの男子は大はしゃぎ。

黒板の前で見せもののように立っている筒魁さん。


「なぁ涼人、あいつカワイくね?」


とうとう陽向までもが言い出した。


「カワイイっちゃカワイイけど、そんなはやし立てるほどか?」


本音で言ってやった。

目が合った時はドキッとしたけど、それは目が合っただけだからだよな? ね?

そんな時先生が爆弾発言をした。


「席は出席番号順だから佐久間さんのとなりね」


・・・え? 俺の隣?

クラスの男子達からの目線が痛い。

俺なんかした?


筒魁が近づいてくる。

ラノベだったらここで俺は顔を赤くしているだろう。

が、残念ながら俺は筒魁さんに興味はない。


『・・・』


俺も筒魁さんも話さない。

と思ったその時、かわいい声が聞こえてきた。

声、声だから。ここ重要!


「佐久間くん? あ、あの、よ、よろしく。」

「あ、あぁ、よろしく」


よかった。一生無口な座席関係になると思った。

そんな時だった。

俺が目にしたものは幻かと思った。

そう、彼女がリュックから取り出したのは、なんと、俺が大好きなアニメ、『ぶらっくすぴあ』のファイルだった。


「そ、それって・・・」

「ん? これ? ぶらっくすぴあっていうアニメで・・・」

「しってるよ、俺も大好きなアニメだし」


何を隠そう、俺は根っからのアニオタだ。ぶらっくすぴあともなろう名作中の名作、俺が知らないはずないだろう。


「佐久間くん、アニメ好きなんだ」

「あぁ、愛していると言ってもいい」

「そうなんだ」


筒魁さんがやっと笑顔を見せた。


それから、俺と筒魁さんはアニメをきっかけにだんだん仲良くなっていった。


次話公開日は未定ですが、近いうちにだします。

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