round 4-5
「試合準備お願いします。」
「わかりました。」
自宅に置かれているようなモニターにゲーム機。
オフライン環境では当たり前のプレイ状況
対戦相手のプレイヤーがもう対戦用の椅子に座っている。
首からは選手用のIDカード、手には携帯。
明るめの茶髪。
横に座り自前のアーケードコントローラーを接続し、接続されているのかを確認するとボタン配置をいつものように設定しなおし、そのまま正常に動くか確認する。
トレーニングモードで軽くコマンドを入れて、さわりを確認する。
いけるな。
どうしようか
キャラクターをどうしようか、悩む。
万が一のためにヴォルフも登録はしてあるがバズヴのみ、一本で縛っていきたい。
相手の選択したキャラクターは「ユウ」
選択したのは、バズヴ。
深呼吸する。
舌をぺろりと舐めて手の平を握ったり開いたりする。
いつものようにヘッドフォンを耳に装着、音楽はいつもの
ペースを崩さない、この場を楽しむことだけに身を任せる。
気づいたら一本先取している。
自分の顔に手を当てる。
顔はほんのり熱を帯びて、口角が上がっている。
笑っている。
そうだ、俺が戦う理由。
思い出すんだ、
そうすれば俺は
勝てる。
勝つことが出来るではない
勝てる
TOP8出場選手
ウィナーズ
「Dante」(マロウ・スピナー・トレーロ)vs「KING・CIPHER」(エイジャックス)
「ゴウヒン」(スケアクロウ・エッジ)vs「Solt」(オールドマン)
ルーザーズ
「Jam」(バズヴ・ヴォルフ)vs「NoiseR」(ゼファー)
「サノス」(ブラッド)vs「BosCo」(モールニヤ・マロウ・エッジ)




