日常2 誕生日、才能検査
今日は6月20日
何の日か分かるかな?
そう俺たちの誕生日さ!
今日をもって俺たちは1歳さ!
あっそうそう、ここ数ヶ月の間でアシュリーとマーラがお兄ちゃんと呼んでくれる様になりましたー!
ドンドン パフパフー
「おにいちゃんっ!」って言ってくれた瞬間死んでもいいと思った!二人共マジ天使!
あっそれと今日両親に喋れることを話そうと思う。
まだした足らずだけどな。
そうだな両親の名前言ってみるかなぁ
今まで何回か名前言って貰おうとしてたしな。
さて、夜になりました!
部屋の中の雷魔石を消し、ケーキの上に一本のロウソクが部屋をほのかに明るく照らし、今両親が天界に向かって祈りを捧げていた。
「天界に君臨します。神々よ、貴方の忠実なる僕に幸福を。」
俺たちは一斉に息を吹き、部屋をほのかに明るく照らしていたロウソクを消した。
父さんが雷魔石を着けた後
パチパチ
「お誕生日おめでとうっジシュ、アシュリー、マーラ、」
「おめでとうジシュ、アシュリー、マーラ」
「「あーーーう!」」
とアシュリーとマーラ。
「ありあとーおかぁさん、おとぉうさん!」
と俺。
「えっ!ねぇ聞いた!?ジョンっ!お母さんだって!」
「聞いたよシェリー、お母さん、お父さんって言ってくれたね」
と喜ぶ両親。
いやー喜んでもらえて良かった。
「ねっねっもう一回お母さんって言ってみてっ!」
「おかぁさん〜」
「あっ僕も言ってほしいな」
「おとぉうさん〜」
数分後
「っそうだ忘れてたっ!入ってきてっ、リン」
カチャ
という音と一緒にに一人の美女が入って来た。いや美女といい表現は間違っているかも知れない。入って来た人物は美女て言うには身長が小ちゃいからだ。
約150ぐらいだろうか、茶髪で瞳は黒色で、何処と無く猫を思わせる顔立ちをしていて、笑うとニコっよりにゃはという擬音がつきそうだ。
「酷いなぁ、呼ばれて来たのに〜」
「ごめんねっジシュが名前言ってくれて、嬉しくって!」
「まぁ良いよ、それよりやるんでしょ?」
うん?やるって何するんだ?
不思議そうにしている俺を見て、両親が。
「三人共彼女はリン、僕の幼馴染だよ。リンはモンスターマスターなんだ。」
「何で来てもらったのかと言うとっ!」
「自分達の子供が一歳になったら、子供のどの程度の才能があるか見るんだ。普通は教会かギルドに行って見てもらうんだけどね、もちろん努力次第で変わるけどね。」
「で剣術はシェリー、魔法はジョン、モンスターマスターを見るために、私が呼ばれたって事だなんだよ。」
「まぁ一歳に言っても分かんないかな?」
なるほど分かった、剣術、魔法、モンスターマスターね魔法を使ってみて〜!
「じゃ、アシュリーから見ていこうか。」
・・・・・見終わったらしい。
「アシュリーは、魔法の才能はあまり無いね、努力して中級魔法くらいかな?」
「モンスターマスターの才能はほぼ無いかな〜。」
「剣術の才能は、私以上あるわ!!アシュリー貴方私を超える剣士になりなさいっ!」
「あーーーいっ!」
やっぱ、アシュリーは母さん似だな。
剣術か、キ●ト君みたいに弾丸とか斬ってみたいな〜
「次はマーラねっ!」
・・・・・見終わったらしい
「マーラは!剣術の才能はあまり無いわねっ努力次第だけど中級剣術が使えるかなっ?て感じねっ!」
「モンスターマスターは、初級魔物がたまに懐くぐらいかな?」
「これは凄いな、魔法の才能は、僕を超えるかな?伝説級魔法が使える様になるかも。マーラ、僕がどうしても出来ない神級魔法を使える様になってくれ。」
「あーーーう」
うん、やっぱマーラは父さん似だな。
てかアシュリーもマーラも凄いなやっぱ父さん達の子供だからだろうか。
マーラ良いなぁ、俺も魔法使えるかなぁ。
さて、次はついに俺の番だな神様なんかの才能くださいっ!
「じゃ、最後にジシュだね〜」
・・・・・見終わったらしい。
「ジシュは剣術の才能は中の上ぐらいかなっ!努力したら、上級剣術が使えるかもねっ!」
よっしゃああ、とりあえず剣術の才能あった〜〜
「次は魔法だよ、魔法の才能は上だけどジシュは攻撃魔法より支援魔法や回復魔法、異常状態魔法などの方が向いてるね。攻撃魔法は中級か上級、支援魔法などは超級ぐらいいくかも。」
キターー!俺魔法使ってみたかったんだよなっ。
「最後にモンスターマスターだね、ジシュは物凄い才能だよ超級魔物はもちろん、伝説級やもしかしたら神級魔物も懐かせる様になるかも知れないね。」
なん・・・だ・・・と俺にそんな才能が、んっ?そういえば前世の頃から動物とかに懐かれてたな〜〜
「ジシュ、アシュリー、マーラ、皆んな凄い才能を持っているんだから、一緒に才能を磨き自分達の大切な人や物を守れる大人になりなさい」
もちろんさ、俺は母さん、父さん、アシュリー、マーラ、今日新たにリンも加えて、ありきたりな日常を守れる大人なるよ!