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『VSバルゼン』

何せ戦闘シーンは不慣れなものであまりよくないかもしれません

 エンチャントにより、素早く身体強化をし、死闘が始まった。


 バルゼンが殴り掛かってくる。その拳を強化された動体視力と反射力で何とか避け、カウンターを叩き込む。


 だが、それをかわされ、逆に腕をつかまれ投げ飛ばされた。


 上空では身動きがとりにくい。それを狙ってなのだろうか、宙を舞う俺に先ほどのレーザーのような魔法を連発してきた。


 しかし、先ほどの攻撃でその魔法が光に近い性質を持つようだと考え、魔法で水面を創り出し、鏡のようにした。


 案の定反射できたが、反射した先が当たらない。


 地面に着地し、今度はこちらから仕掛けることにした。


「『ビックバン』!!」


 俺の十八番である魔法で、大爆発を起こし、バルゼンに直撃させる。


 だが、あまり効いていない様子である。


 すばよく右手に炎、左手に水の魔法を顕現させ、前に向かって一気に突き出した。


「『スチーム・エクスプロージョン』!!」


 疑似的な水蒸気爆発を魔法で作り出し、一気にそれを前に集中して放出した。


 エンチャントで強化したとはいえ、その打ち出すときの反動はすごかった。


 見事にバルゼンがその爆発にのまれた。だが、右手が吹き飛んでいたこと以外は変わらないようであった。


 反動で少し体を動かせないところに、一気に距離を詰められ、地面に叩きつけられた。


 そこに追い打ちをかけるかのように衝撃波を魔法で生み出し、何度も撃ち込まれた。


 何十発、何百発も打たれ、体がボロボロになったところで首をつかまれそのまま真上に投げられる。


 かなり高くまで投げられ、下を見るとバルゼンが手をこちらに向け、魔法を放とうとしていた。


 体はもうあちこちがボロボロで、骨もいくつか折れてしまっているかもしれない。


 『警告!!高エネルギー反応が接近!!』


 世界の声の警告があったが、この身動きが取れない状態では何もできない。声も出ないので魔法も撃てない。


 下から赤い光線が近づいてくる。


 だが、ここで死ぬわけにはいかない!


(『シールド』!!)


 声が出ないなら心でいえばいい!!


 スキル「適当」。それは適当に魔法が使える効果がある。つまり、声を出すという手間も省けるのだ。


 目の前に防御壁が現れ、ギリギリのところで魔法を防ぐ。


 そして、体を無理やり動かし、何とか狙いを定め、右手に作り出した魔法を狙って撃ち込む!!


(『フレイム・ストライク』!!)


 炎でできた巨大な拳が、ロケットパンチのように突き進み、バルゼンに命中し大爆発を起こした。


「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


 断末魔をあげ、バルゼンの四肢が吹き飛んで燃えていった。


 そして俺は意識を失い、上空からそのまま落下し、地面に叩きつけられたのであった・・・。

DF紙とかなっているけど、それはあくまで殴ったりとかの物理的なもので、魔法防御とか耐性とかまでは知らなかった。

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