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閑話 あるモンスターたちの話

わかるけどあの従魔たちの話です

 プルルンプルルン、私はスライム。この森でいつの間にか生まれたよ。


 プルルルルン、兄弟たちを飲み込んでどんどん成長したよ。


 プルルルンプルプル、私の体がなんか変わった。けど気にしない気にしない。


 ププルルンプルルルルン、なんでだろうかいつの間にか人間がいるや。

たまに森の中に人間が迷い込むけど食べられる弱い生き物。

 けどこの時は違ったよ。


 プルルン!あっという間にモンスターを倒していってる。

あの人間が気になるな。なんでかな?ついていきたい、仲間になりたい。


 プルン、勇気を出して仲間になろう!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 いったいいつからだろうか。私はなぜ存在するのだろうか。


 それは誰にも私もわからない。だって私はモンスター。


 私は私、ただそれだけ。


 長い年月を生きて、体が変わったが、それでもわからない。


 人間の中には物知りがいるそうだが関わりたくない。奴らは私を殺そうとする。


 だって私はモンスター。人間とは違うんだもの。


 ある日感じた謎の感覚。その赴くままにわなをめぐらす。私の心がそうさせる。


 かかった罠に人間がいた。


 その一人になぜか心がひかれる。


 仕えたい、仲間になりたい、友達になりたい、そして私をあなたに捧げたい。


 なんだろうかこの気持ち。


 従魔になったらしいこの私に名前を付けてくれたこの人。


 『ハクロ』・・・それが私の名前。私が私である証。


 ああそうか、この気持ちは何か理解した。


 私の孤独という檻が壊れた。


 ついて行こう、この方に。

 

 そして私のすべてをささげよう、この愛しいお方に。


 私は私、あなたはあなた。それでも私はあなたの隣にいつまでもいましょう。


 だって、私を見つけてくれた愛すべき人なのだから。

・・・書いていたらすごく恥ずかしくなった\\

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