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『情報収集』

手段はいろいろ

 翌日から調査することにした。


 下手に探るとばれそうなので、簡単にはばれないような手段を俺たちはつかった。


 スラ太郎の眷属のスライムたちや、カトレア制作小型ゴーレム、何気ない会話などで聞き取りなどである。こういう時に手段が多いと助かるよな。





 数日後。


「・・・決定的なのはないか」

「なかなか尻尾をつかませませんね・・・・」

「どうも金属とかの発注の形跡はあるのじゃが」

「屋敷に忍び込ませたスライムやゴーレムは記録が取れていないようですね」

「ナニモナイヨ」


 ここで思い当たっのは空間収納系のスキルや魔法、魔道具である。大量の物資を収納できるスキルや魔法、魔道具はかなり貴重なものらしいが、持っていない人がいないわけではない。


「魔道具の方はないような感じだし、スキルの線があるな」

「そこに収納しておけば見つからないしのぅ」

「一度に大量に出せますしね」


 アルテミス、カトレアの二人は空間収納のスキルがあるからな。その便利さはわかるのだろう。


「しかし、これじゃあ意味がないか」

「実際に起きてから出ないと動けないですからね」


 下手に動くとこちらがやられる可能性がある。


「実際にクーデターが起きるまで警戒をし続けて、起きてから被害を最小限に防ぐため迅速に動くしかないか」

「危険性は高いです」


 犠牲者が0になるわけじゃない。だが、ここで一気にその貴族に喧嘩を仕掛けても悪くなるのはこちらになるしな。


「クーデターが起こるまで貴族の監視と警戒を続けるか。起きたら迅速に行動。それでいいな」

「「「「「了解!!」」」」」


 今回は後手にしか回れないのが歯がゆいな・・・・。

うかつに動いて知らせるわけにもいかないからな・・・。

下手に国王に知らせて動いてもらっても面倒なことになりそうだしな。

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