表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
346/397

『不調』

たまにこういう事があるんですよ。

「びえっくしょい!!」


 指名依頼から数日後、今日俺はなぜか体の調子が悪かった。昨日までは健康だったんだぞ。


 頭痛い、ぼーっとする、寒気する、熱がある、くしゃみや鼻水がある、吐き気、喉が痛い・・・・風邪か?季節的には秋の中旬だし・・・・。


 そのため、今日は冒険者業を休んで寝込んでいるのであった。


「ゼロ様、タオル取り替えますね」

「ああ、ありがとう」


 従魔たちに看病してもらっているが、いなかったら結構きついよなこれ・・・・。


「主殿、おじやができたのじゃ」

「もぐ・・・・うまい」


 かなりひどいのだが、命にかかわる感じではないし・・・でも早く治したい。


 体調が悪い時の辛さって来るものがあるぞー。


 インフルエンザかとも思ったが、この世界にはそういうのはないそうだ。インフルがなくて風とかがあるってどうなんだろう・・・。似たような症状を流行させるモンスターはいるようだが今はこのあたりにはいないらしいしな。アルテミスがドラゴンの姿でこのあたりを飛びまくったせいで、この辺り一帯にモンスターが近寄らなくなっているみたいんだよね。



「ご主人、水枕どうぞ・・」


 カトレアが渡してきたのは・・・。


「・・・おい、それは枕か?」


 どう見てもスラ太郎なんですけど。体を小さくして枕サイズになっているけどいいのか?


「スラ太郎なら熱を吸収できますので」

「そうなの?」

「ソウナノー」


 枕にしてみると、意外にも結構気持ちいい。ひんやりしっとりやわらかい・・・・。「スライム枕」ってあったら売れそうだな・・・。


「マスター、お薬です」


 ワゼが渡してきたのは、ものすごく濁ったやばそうな飲み物だった。


「えっと・・・薬?」

「はい、スラ太郎が調合なさってました薬を水に溶かしたものです」


 物凄くまずそうなんだが・・・・・。


 まあ、スラ太郎の薬は効くだろうし一気に飲んだ。


 味は意外にもまともな感じだが、よくわからない感じでもあった。


 もう後はゆっくり寝ていよう・・・・・。



リーゼはリラックスできる歌を歌ってました。

ライアは板なので何もできず。

ちなみに、従魔も体調を崩すときがあるんですよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ