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『よく考えたら初めてだな・・・・』

初使用。

『こちら1号機アルテミス、現在計器類に異常はないのじゃ』

「2号機ゼロ、こちらも異常なし」

『3号機カトレア、問題個所はないようです』


 現在、『獣人国家アンケロス』の南部にある町、『ホークアイ』に向かって俺たちはゴーレム(真〇ッター1)で飛んで向かっていた。ものすごい久しぶりの使用である。最後に使ったのっていつだっけな・・・?


 当初の予定ではアルテミスに乗って移動だったが、距離的にかなり遠いので体力的に考えるとこれを使った方がいいようなので使用した。


 何気に結構早い。内部で操縦するので上空の気温も気にならないし、改良により長時間飛行が可能になっているようであった。カトレアによると最高速度での連続飛行可能時間はおよそ21時間らしい。あの某飛べる道具よりも長いな・・・・。


 ・・・それにしても初めて1で使えたな。戦闘じゃなくて移動目的で使用しているが・・・。


 なお、今の操縦は1号機に乗っているアルテミスである。


『この速度なら夕方ごろにはつくじゃろ』

『改良を重ね、早くなっていますからね』

「・・・・でも1はほとんど使ったことがないから比較しようにもいまいちわからないんだが・・・・」


 まあ、楽だしいいとしよう。全速力は出していないが、まあ、あまりにもスピードを出し過ぎるとかなり体に負担がかかるようだしな。







 夕暮れになって、やっと目的地に着いた。


「って、その屋敷の前に着陸かよ・・・」


 よく考えたら密入国に近いが、この『獣人国家アンケロス』は密入国は大丈夫だそうだ。強者なら歓迎という事らしい。いいのかそれで。


ちなみに、ここのギルドにはメタドンさんからの連絡がすでに入っているらしく俺たちがここのギルドにいきなり現れてもギルドマスターに言えばわかるようにするとか。


 とにもかくにも、黒魔石が大量にあったという屋敷の前に俺たちは着いた。


 黒魔石そのものは砕けてなくなったようだが、屋敷はそのままである。


「・・・夕暮れ時だから結構不気味な感じだな」

「幽霊屋敷って感じですよね」

「アンデッド系モンスターが出そうじゃな」

「ゴーストスライムイルカナー?」

「この屋敷、まだ使えそうですが・・・」


 全員思い思いの感想を言う。まあ、本当に廃墟って感じだからな・・・・。


 とにかく、ダンジョンができてしまっていないか探索するか・・・・の前に。


「ハクロ、お前だけは従魔用区間に戻ってくれ」

「なんでですかゼロ様!?」

「お前が一番怖がりだっただろうが」

「気絶するぐらいじゃしな」

「マスターヲシメコロシカケル」

「その通りですよね」

「〇」


 全員一致の意見だった。

怖がり度 左に行くほど怖がり

ハクロ>|越えられない壁|>リーゼ>カトレア>アルテミス>ゼロ>スラ太郎


スラ太郎は純粋だから恐怖とかはいまいちなんだよね

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