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閑話 モンスター・人間・亜人・魔族

閑話というよりも設定集みたいな感じかな?

 魔道王国でのあの3人組に会ってからしばらくして、家でにロはふと思った。


「そういえばさ、魔族とか亜人、モンスター、人間とかってどうやって区別しているんだ?」


 時々、そういった区別がいまいちわからなくなるんだよね。モンスターは魔石が体内にあるっていう決定的な苦ばつがあるのだが、他の線引きがいまいちわからない。


「そうじゃな・・・・大まかにまとめるとこうじゃな」


 アルテミスがわざわざホワイトボードのようなものを出して軽くまとめてくれた。




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「人間」

・・・この世の中でスライムの次に多いとされる種族。身体能力などはほかの亜人などには劣るが、徹底的にその道を究めた者の中には亜人すら超えたりするものが出る。だが、悪用したり欲望に従ってしまうなどの愚かな部分が出やすい。また、他の種族に比べて知識など貪欲である。・・・他の種族との生殖が可能で、生まれる子供は親のどちらかの種族になる。


「亜人」

・・・エルフ、ドワーフ、獣人などが代表的である。人間と同様に手足があり、同じような心がある。ただ、地域によっては迫害を受ける種族。また、その種族ならでは特化した部分もあり、例えばドワーフなら鍛冶が得意などもある。また、その種族でまとまる傾向もあり、その種族だけでの国家や集落をつくることがある。


「魔族」

・・・見た目がほぼ人間で、魔法などを使う際に姿が変わる種族。角が生えたり、腕が増えたりするらしい。その種族だけの国を形成し、過去にはほかの人々と交流していたようだが、ある国が勇者だがなんだかわからん奴を呼び出して侵略してきたから縁を切って、どこかに国ごと移したと記録されている。今ではどこにいるかすらわからない幻の種族。


「モンスター」

・・・体内に魔石がある動植物・無機物。魔石があるかないかだけで判断可能。モンスターの強さは一般人が倒せるほど弱いものから、国を滅ぼせるレベルまで格差が激しい。


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「・・・・とまあ、こんな感じじゃな。もっと正確に言うならば、より細かく分けることが可能で」

「いや、もう十分なんだが・・・・」



 物凄い長い話になりそうなのでやめてもらう。


 しかし・・・・・。


「モンスターだけものすごく簡単だよな。魔石があるかないかでわかるのだから」

「そうじゃな。魔石があるかないかでモンスターかどうか決まるのじゃ。我らの体の中にも魔石はあるのじゃが、主殿にも見せられぬ」

「どういうことだ?」

「魔石はな、体の重要な部分にあるのじゃよ。心臓とか、脳とかにじゃな。つまり、主殿が我らの魔石を見たければ腹をさばいて・・・」

「怖っ!?」


 さすがにそこまでしてみたくないよ!!


「ま、あきらめるんじゃな。自身のすべての情報の集合体みたいなものでもあるのじゃからな」


 要は、人間でいうところのDNA・・・・違うな、他に言い方ないのかな?


「ん?でも、そう区別するならさ、記録に残っている鬼神とか魔人とかはどれに当てはまるんだ?今でた分類の4種族に当てはまるものがあるのか?」


 そういうのがいたって記録はあるもんな。


「そうじゃな・・・昔は神族という第5の種族、つまりは神々も普通にこの世界に降普通に降臨していたと聞く。その場合はそれに当てはまるのでは?今はもういない種族らしいが・・・・」


 神々までこの世界に降臨していたのかよ。どんだけフリーダムだったんだこの世界。


 何やら世界の種族事情を垣間見た気分になったのであった。


 

そろそろ新章

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