表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
311/397

『夜空に光る星々』

もう少し語彙力・表現力があればと悔やむ今日この頃である。

「うわぁ・・・・すっごい星空がきれいだな・・・」


 夜中になり、俺たちは空を眺めていた。


 このソウサカント島での星空は、かなりきれいな感じだった。というよりも、蛍のようなものが飛び交っており、さまざまな色で発光していてどことなく幻想的だった。


「『七色星団ルタホ』の群れじゃな」


 どうやら、普通の虫ではなくてモンスターらしい。体内にある魔石が発光して、それで光っているそうな。というか、名前が何かに似ているような・・・・。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「七色星団ルタホ」

虫型モンスター。魔石があるのでモンスターだといえるのだが、無害。色は現在7色確認されており、地域によっては「虹ルタホ」や「生ける宝石」とも呼ばれる。生息域は少なく、最大の群れが観測できるのはソウサカント島のみである。また、体内にある魔石は取り出すと発光しなくなるため装飾品には向いていない。繁殖が難しく、これまでに人工的に数を増やせた例はほとんどない。ランクはG。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ・・・すっごい久しぶりにGランクを見たような気がする。ここ最近BやCなどが多かったからなぁ・・・。



「それにしても、色が違うのはなんでしょうかね?」


 赤、黄、緑、青、紫、白、橙・・・7色だよな?


「魔力量ともいわれておるし、生活環境ともいわれているがいまだに解明できていないそうじゃ。我にもわからないしのぉ」


 現在一番有力なのは「食欲」である。人間を襲わないモンスターで、主食は葉っぱなどだがその食べる量によって変化しているのではないかともいわれているのだ。



「でも、幻想的ですよね~」


 ローズがそう言った。まあ、そんな深く考えなくてもきれいだから別にいいか。


「~♪」


 リーゼが歌い出した。穏やかで、それでいて南国にふさわしいような感じの歌である。




 しばらくその歌を聞いていると、夜空に流れ星が流れ始めた。


 季節的にどうやらこの島では流星群が見られる時期だったらしい。



「かなり多く流れるな・・・・」

「星の雨みたいですね」

「元は小さな小石みたいなものじゃがのぉ」


 アルテミスは流れ星の正体が、小さなちりのようなものが大気圏の摩擦で燃えて落ちてきていることを知っているようである。そういえば、この今いるこの場所って地球みたいな惑星になっているのだろうか・・・?いまだに未開の地もあるらしいしい・・・まあ、別にいいか。


「流れ星・・・星のエネルギーを集めて動くようなものができれば面白いかもしれない」

「キラキラー」

「すごい光景ですよね・・」


 カトレアは少しずれた観点で見てないか?星のエネルギーってどのへんのだよ。まさか夜空に光る星々の光をエネルギーとして利用できないかなと考えているのか?



 その辺の考えはさておき、しばらくリーゼの歌声を聞きながら俺たちは流星群を眺めたのであった。


 ・・・寝る時にはちゃんと男女別の部屋に寝たからな。ハクロたちは従魔用空間に入らなくて、何やらローズと共に女子会なるものを開くと言って部屋に行ったけどな。







慰安旅行編をそろそろ終えて、新章行くかね。

にしても・・・・主人公たちが本当にうらやましい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ