『学園生活開始2』
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「出てこい!!アルノマ!!タイタン!!クサビ!!コンキン!!」
ジョイント先生がそう言うと、そのモンスターたちの姿が現れた。
体の大きい奴から小さい奴までいた。
「では順番に紹介するぞ!!まず、この『ブラックウルフ』がアルノマだ」
見た目が黒い狼だな。サイズとしては普通だな。あ、鑑定してみよ。
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「ブラックウルフ」
・・・ウルフ系のモンスター。ランクとしてはBランクにあたり、仲間意識が高い。
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「こっちの『メタルゴーレム』がタイタン」
でかっ!?5メートルぐらいあるんじゃないか!?
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「メタルゴーレム」
・・・ゴーレム系のモンスターの中でかなり硬い。ランクとしてはCランクにあたり、その体の硬さを生かして味方をかばう。
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「で、このちっこいクナイみたいな見た目をしているやつは『インテリジェンス・ウェポン』のクサビだ」
インテリジェンス・ウェポンてことは「意志を持った武器」といったところか。それもモンスターになるんだな。
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「インテリジェンス・ウェポン」
・・・意志を持った武器が長い年月をかけてモンスターとなった。中には人の姿になれるものがいるらしいが、たいていが呪われた武器であるため危険度が高く、稀に市場に紛れ込む厄介さを持つ。ただ、主として認めるとその人に忠誠を尽くす。ランクは武器により異なるため不明。
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「最後にこのムキムキの筋肉ダルマが『マッチョダルマ』のコンキンだ」
うわっ!!ダルマになんかムキムキな手足が生えてなんか気持ち悪っ!!
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「マッチョダルマ」
・・・もともとどこかの世界にいた置物。偶然この世界に飛ばされてモンスターとなった。このモンスターはどういうわけかいるだけで勝負ごとに強くなりやすくなるという。ちなみに自慢のムキムキボディは日ごろの鍛錬の成果である。Bランクである。
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「以上こいつらが俺の従魔たちだ!!」
改めて見せられたBランク冒険者魔物使いの従魔たちを見て、みんな興奮していた。
正直言うと俺としてもすごいと思えたが、いかんせんマッチョダルマが気持ち悪くてなぁ・・・
「さて、一応全員の従魔を見せてもらったがここで一つ授業のお知らせをする。みんなまず、自分の従魔の状態を確認してくれ」
ん?なんでいきなりそんなことを?
全員疑問に思いつつそれぞれ自分の従魔の状態を確認していった。
「ハクロ、スラ太郎、別に何もないよな」
「ええ、糸の出具合や足にも何もありませんよ」
「コッチモダイジョウブダヨ」
全員が確認し終え、先生の指示を待った。
「確認したか!それではこれより従魔とともに名前を呼ばれたものから俺たちにかかってこい!」
「「「「は!?」」」」
「簡単なことだ!従魔にきちんと指示や連携が取れるかを俺たちが身をもって確かめるからだ!!」
「いやいや無理でしょ!?」
「私たちが先生の従魔にかなうわけがないでしょ!!」
「そもそも先生のモンスターたちBやCランクでおれたちのモンスターより強いことがはっきりしているじゃないですか!!」
俺を除く生徒全員が生徒全員が猛抗議していた。そりゃそうだ。みんな連れている中でスライムが多く、Fランクで、ほかにはDやEランクしかいないからだ。
「ならばゼロ!お前が全員代表で来い!!」
!?。なんか勝手に代表にされた!?
なんかみんなの視線が「そういえばこいつのモンスターならいけるだろ」みたいな視線をしていてめっちゃ痛い!!
「安心しろ!ある程度戦うだけでやめるタイミングは俺が決める!!俺の従魔たちはちょっとやそっとじゃ傷つかないから思いっきりやっても大丈夫だ!」
「いやでもいいんですか?」
「いいっと言ったらいいんだ!みんな見ておけ!魔物使いってのは従魔にいかに指示を出すかによってその強さが決まると!ついでにもし俺が自分で負けを認めたら帰りは従魔を使って帰っていいぞ!」
「よっしゃあ!ゼロ絶対勝て!!」
「ここまで山登りさせられた恨みを晴らしてくれ!!」
なんかもう戦うしか選択肢がなくなったんだけども!?
「えっと、ハクロ、スラ太郎いいか?」
「べつにいいですよ。とりあえず私たちの強さを先生に見せましょう!」
「オモイッキリイッチャウモンネ!」
やる気十分だなお前ら・・・・。しょうがない、
「それなら挑みます!!」
「うむ!いざ尋常に勝負!!」
なんとなくこういう戦いのときになんかBGM流してみたいんだよね




