『魔道王国に行くにあたって』
ちょっと難しい・・・
魔道王国に調査しに行くことにしたが、ここで一つ思った。
「たまには変装していってみない?」
「変装ですか?」
そう、変装である。たまには俺だとばれずに行ってみたい。俺の特徴としてハクロたちがいることからわかるようだからな。
「変装してさ、警戒心をなくさせた方が調査しやすそうだもん」
「それは一理ありますね・・・・」
「じゃが、その間は我らは従魔用空間にて待機かの?」
「そういう事になるね。まあ、たまにはこういう変わったことをしてみてもいいだろう」
特に、今回は王都の爆発火災があったからな。向こう側も王都からの人物を警戒するだろうし。
「だけど、魔法使いの中には魔力がわかるひともいますよ?」
「その辺は多分大丈夫かな?俺と出会ったことがある奴なんてそんなにいないだろうし」
「多分ですか・・」
「ま、主殿が決めたことじゃからな。我らがいう事は何もないじゃろ」
というわけで、レッツ変装タイム!まあ、変装と言っても服装と髪の色変えるぐらいしかないけどな。魔法でもできるけど、こういうのって形からきちんと入りたいじゃん。
ワゼに頼んでコーディネートしてもらったよ。
「出来ましタ」
鏡でその自分の姿を確認。
髪の色を適当に選んだ色で水色に。服装はそれに合わせて青で統一。武器として刃物内蔵の仕込み杖を持って完成。
「おー、なかなかいいじゃん」
「ゼロ様・・・あまり見た目変わっていないような」
「変装しても、性格がのぉ」
ちょっと不評のようであった。まあ、これで取りあえず魔道王国へ向かうか。
手段としてはそこに行くまでの公的な転送魔法陣があるようだしな。
次回、魔道王国へ
変装のレベルはまあ、そこまで高くない。青色で統一した理由?海をイメージしました。




