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適当に生きたいただの魔物使い(重要)ですがなにか?  作者: 志位斗 茂家波
スライム・スライム・エリクサー編
237/397

『とりあえずまずは探索でしょう』

短め

 俺たちは星光王国にたどり着いた。


「えっと・・・・地図だとここは『第3島』か」


 星光王国に向かう前に買っておいた地図を広げ、今の位置を確認していた。


「気温、気圧ともに地上とは大差ない感じですね・・・・」

「やや空気が薄いかの?じゃが、地上と何ら変わらん程度じゃな」


 一応これからどうするのか全員で相談しあうことにした。


「今回この国に来た目的は二つ。この国の調査とスライムの行方だ」

「この国の現状調査は現地の人に聞けば楽ですよね」

「スライムの行方はどうやって探すのじゃ?」

「ワタシワカルヨー」


 どうやらスラ太郎は近ければ、ある程度はスライムの感知が可能だそうだ。


「とりあえず、まずは第1島にいってそこで調査をしよう。今この国で何が起こっているかなどをそれとなく聞き出すんだ」

「「「「「了解!!」」」」


 なお、リーゼの場合は喋れないので今回は実は家に置いて行っている。ワゼに防犯を頼んでいるのでさらおうとなんて思うやつがいても不可能であろう。


 まずは第1島に俺たちは向かうのであった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 そのころ、ゼロの家にて。


「~♪」

「いい歌ですネ。魔道具のワタシでも感動しますヨ」

「!(^^)!」


 ほのぼのと庭の池で歌うリーゼと、午前中の家事を終えたワゼがいつの間にか配下にしたシルキーとともにそれを聞いて楽しみながら茶を飲んでいるのであった。


 


「シルキー」

いつの間にか家に憑く妖精のようなもの。妖精の認識だが、モンスターではないかと唱える学者もいる。別に人に対して害を加えるわけではなく、家の手伝いをしてくれる家政婦のようなものでもある。しかし、人の前に姿を現すのが苦手で、めったにその姿を見せない。家事をしてくれるお礼としてこっそりどこかに温かいスープなどを置くのが良い。モンスターではないのでランク無し。


 ゼロの家にいる子はいつの間にかワゼの配下に置かれてしまっているが、むしろ二人で協力し合える関係になっている。いわば親友。顔文字で話すようになってる。


 ちなみに、ゼロの家でシルキーの姿を見たのは、リーゼとカトレア制作のゴーレムたちのみである。

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