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適当に生きたいただの魔物使い(重要)ですがなにか?  作者: 志位斗 茂家波
スライム・スライム・エリクサー編
231/397

『珍妙な事件』

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「『連続スライム失踪事件』?」


温泉から戻って1週間ほど経った今日、ギルドにて最近王都だけではなく全国的に起きている事件をきいた。


「はい、なんでも野生から従魔になっているものまで種類やランクを問わず、手当たり次第スライムがいなくなってしまっているという事件です」


ちなみに、今日の受付嬢はエルフのスワロさんである。


「事件って何者かが意図的に起こしているってことですよね?」

「はい、新しいものだと冒険者用学校にて戦士課程に用意されていたスライム250匹がなくなっていたものがあります。それででして、魔物使いで、スライム系モンスターを従魔にしている方すべてにこうして警告をしているところです」


そういやスラ太郎がいるからな。スライムだっけ。


「まあ、ゼロさんのスラ太郎は王都では孫のように可愛がられていますので、もし連れ去られたら血眼になって探す人がでるでしょうけど」


・・・否定できない。ハクロたちが男性に人気なら、スラ太郎は老若男女問わず人気なのである。ある意味人気ならリーゼについですごいのだ。


「スラ太郎ちゃん、今日はあめだよ」

「スラ太郎、これ食うか?」


 現在進行形で可愛がられてもいるしな。スラ太郎を出しっぱなしにしておくと爺さんばあさんまでもが来る。孫みたいなもんで可愛いからとさ。


 俺の従魔の人気階層がバラバラだが、不思議とスラ太郎はほとんどすべてから好かれる。「スライムクラブ」が原因でもあるんだろうけどな。


 まあ、この手の事件なんかは一応警戒しておくか。


 それにしてもだれが何の目的でスライムを・・・・?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「まだ見つからないのか?」

「ええ、捕まえたスライムたちを戦わせて進化させたりするもいまだに・・・・」

「目的のスライムはどうも条件的な進化がいるタイプではないでしょうか」

「ちっ、あまり時間がないというのにな。もっとスライムを手あたり次第狩りまくれ!!」


 王都の一角にて、そんな会話がされていた・・・・



またもや面倒ごとに巻き込まれそうな予感

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