表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
219/397

『宗教国の後始末』

後始末というか後日談?

ハクロとカトレアの進化があったあと、俺たちは宗教国の後始末をモウカリさんたちに任せて、アルテミスに乗って家に帰った。もう船に乗る気は無かったからね。


その際、モウカリさんに王都ギルドのメタドンさん宛に手紙を渡すよう依頼された。いや、ギルド間で通信できるよね?まあ、持って行ったが。



王都のギルドに戻った際にまた一悶着があった。



進化したことにより、「傾国の美女」となったカトレアに対して無意識に発動しているせいでまわりの冒険者たちが魅了状態になりまくったのだ。


幸い、カトレアが意識して発動を止め、さらに見とれていた冒険者の男たちをその他の女性の方々が殴る、蹴る、踏みつける、はたく、魔法でぶっ飛ばすなどしてなんとかおさまった。1番最後のがやりすぎじゃない?



あ、メタドンさんに手紙を渡したあと俺たちは即ギルドから逃げた。モウカリさんの時のようなことになりかねないからね。


案の定、ギルドを出てすぐにメタドンさんの怒声が聞こえたよ。犬猿の仲だな。


次の日にギルドに戻ってみたら『受付嬢増員のため大募集』なんていう紙が貼られていたよ。なんかもうなんて書いてあったかわかったような気がした。


ちなみに募集した所、意外にも多数きたとか。


「男ってなんでこんなのばかりなんですかね?」


ハクロたち女性陣はギルドで冷めた目つきをしていたが。まあ、血で争うようなことじゃないからまだいいんじゃない?



あの後、宗教国は完全に宗教と国政を分離させて名前だけがしばらく宗教国となるらしい。数年のうちに国名を改めるそうな。


あと、モー神教は神官どころか重要幹部まで全滅し、モー神に操られていた人たちは洗脳が解けたので人種至上主義を撤回したらしいが、「あれは神を名乗ったまがいもの。神はまだいる」とか言って宗教自体は残ったそうな。だいぶ衰退したようだけど。なかなかしつこいな。


念のため、また俺たちにちょっかいかけたら今度は滅ぼすからなと言っておいたからもう大丈夫だろう。


さらに、宗教国ギルドでは亜人の受付嬢たちが戻ってきて、さらに増えたおかげで冒険者たちのやる気が上昇し、ギルドの収入も増えたそうな。


今では王都と大差ないほど強者も増えたそうな。近々それぞれのギルドから代表者を選んでギルド最強決定戦とかやるそうな。一応参加しないと意思表示はしたため観戦にまわるがな。




あと、ワゼはそのまま俺たちについてきた。魔道具だから従魔ではないが我が家のメイド長に就任した。


シルキーとかがいたんだが、配下において完全に我が家の家事権限をてにいれたようである。この子怖いな・・・。まあ、強力な魔導兵器でもあるけどこうして家事をしている方が似合っていていいけどね。留守中残るから最強のセコ◯となっているしね。最強のセキュリティーだもんな。



次回、新章にいくぜよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ