『皇帝陛下に謁見』
短め。ちょっとこの陛下の印象がね・・・。
王城に入った俺たちは、そのまま皇帝陛下がいるという謁見の間にとやらに案内された。
「いいですか、皇帝陛下の足の臭さについては絶対に触れないでくださいね!交渉だがなんだかはいいけど、そこに触れるとあのひとかなり激怒いたしますから」
謁見の間に入る前に、案内をしていた奴隷であろうメイドが注意してくれた。
というか、話には聞いていたけどやっぱ臭いのか・・・。果たしてアンネルさんとどっちが臭いのかな?
謁見の間にはいると、いきなり鼻腔に強烈なにおいが入ってきた。
臭い。いやホントに臭い。たとえでいうなら某足が臭いことで有名な人ぐらいじゃないか?
「ほう、戦争の交渉人とはそなたたちか」
部屋の奥に、その人物がいた。
「我が名はウィーキッドネス帝国皇帝、ゼル・ウィーキッドネス・サクアシだ」
皇帝陛下の足が臭いとは話には聞いてはいたが、まさかここまでひどいとは・・・。アンネルさんといい勝負しているよ。
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