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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性もあります。予めご了承下さい。

Outer Fiend

作者:醤油プリン
 ある日突然、人がいなくなる事が当たり前の世界についてどう思う?

 学校や会社に行く時、何の気なしに出くわして、慣れない挨拶をしあった隣人。その隣人が、次の朝を迎えた時にはいなくなる。
 10年来の友人と久しぶりに会って酒を飲み、思い出話に花を咲かせて、再会を約束して別れる。その次の日の朝、いなくなっている。
 自分たちを愛し、大切に守り育ててくれた母親が次の瞬間、自分たちの目の前からいなくなってしまった。

 痕跡も残らず、誰も気に留めない。テレビでニュースにもならない。こんなのは何処にでも、よくある事だ。なにもおかしくなどない。その筈だ。俺たちにとって、この世界にとって、今更騒ぐほどでもないくらいに、当然のことだ。
 なのに。それ自体がどうしようもなく恐ろしく、悍ましい、許せないと怒りを覚える俺は、もしかすると異常な人間なのか?



 違う。そんなことはない。こんなのは間違っている。到底納得できない。人がそんな風に消えるわけが無い。痕跡が殆ど無くとも、記憶には残っている。確かにそこにいたんだと示しているんだ。
 俺は知っている。この世界で人間がいなくなる原因を。全てでは無いにしろ、その一端を見た。この目で見て、現実として実感したんだ。
 一度知覚してしまえば、無視など出来ない。どれだけ時間が掛かろうとも、必ず全てを暴いてみせる。絶対に諦めるものか。

 必ず。必ず。俺たちから大切な人々を奪った"奴等“に、思い知らせてやる。その為の手は尽くした。後は、"奴等”を見つけ出すだけだ。見つけ出したら…。



 二度と俺たちの前に現れないように、壊して、潰して、徹底的に殺してやる。その為に俺は。
 「黒瀬 大我(くろせ たいが)」は、この世界で生きているのだから。



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 主人公の"過去の喪失"と、"今の不条理"に繋がる異形の生物との戦いを紡ぐダーク・ファンタジー。
プロローグ
2024/12/25 11:23
転校生と案内役
2024/12/26 08:31
兆し
2024/12/27 04:04
蹂躙
2025/01/07 03:17
過去と今の楔
2025/01/14 06:00
奮起
2025/01/22 04:32
次の宴を待つ
2025/02/21 06:47
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