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あのとき忘れない

作者: Soraきた

今でも分からないことがふたつほどある

もう時間の経過とともに忘れてしまった

なんて格好よく片付けることができたら

とても良かったのに


真面目な性格と何かが

わたしをここまでさせた

分からないことのひとつは

あなたに告げた言葉のお返し

あのとき、あなたは

わたしの言葉を聞いて

頷いてくれてたのだろうか


半分、聞いてて

半分は聞き逃していたのだろうか


それとも初めから

聞いていなかったのか

そのいずれかだろう

今となっては聞くこともできない


もうひとつは、

結局のところ、どちらが先に

好きになったのかということ

わたしはそれだけを知りたくて

ずいぶんと長い旅にも出かけた

何度も現実と夢のあいだで

理想と現実をかみしめながら

そんな日々を送った


あきらかにしなければならないこと

もう、それも無しでいいのかなと

思い始めた


格好よく言うなら、

わたしから好きになって

あるとき、わたしから告白した

あなたの答えは

わたしの期待どおりのもので

そして

あなたの思うところに

わたしがいる

格好よく言えば・・そんなふうに


理想ともうひとつの理想とが絡み合い

わたしはそれでも

素敵だった、あの日を忘れない






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