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【感謝!4万PV突破!】雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~  作者: 雲条 翔


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神社の狛犬は、口を開けている? 閉めている?

 何も言わなくても、ぴったりと息のあった様子を「阿吽あうんの呼吸」と呼んだりします。


 仏教用語で、「」は万物が発生する原理、「うん」は万物の終結する智徳を意味します。


 元々は、サンスクリット語の「始まりと終わり」から来ているようです。


「相対・対比・対立」といった意味も「阿吽」にはあります。


 神社で向かい合わせに並んだ一対の狛犬を見ると、一方が口を開き、もう一方が口を閉じています。

「阿吽」の「あ」の形の口と、「うん」の形の口なので、「うん」の方は口を閉じている、というわけです。


 大体の神社において、鳥居をくぐって右手にいる狛犬が「あ」の口をしていて「阿形あぎょう」と呼ばれ、左手の方にいて口を閉じているのが「吽形うんぎょう」と呼ばれています(配置が違う場合もあります)。

 

 よく見ると、この二体はまったく同じデザインではなく、「阿形」と「吽形」は似ていますが異なっており、「吽形」の方は、狛犬ではなく、獅子なのだそうです。


 動物ついでに、もうひとつ。


 神社の彫刻で、「クジャク」は縁起物として知られています。


 クジャクは、毒蛇を食べてもその毒にあたらず、死なないことから、昔の人は「神の使いの鳥」として扱ったのだとか。

 (それ以前に「クジャクって毒蛇食うんだー」とビックリですけど)


 一説には、クジャクが「不死鳥フェニックス」や「鳳凰ほうおう」のモデルとなった……と言われる場合もあるようですが、起源はもっと古いそうなので、クジャクがモデル説はなさそうです。


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