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救急車のサイレンには、複数の種類がある

「ドップラー効果」で高さが違って聞こえる、とかそういう話ではなくて。

 実際に音が変わっているという話。 


 救急車が「ピーポーピーポー……」と鳴らす、あのサイレンにはいくつかの種類があるのだそうです。


 耳慣れた通常の「ピーポー」音とは別に、消防車のような「ウーウー」というモーターサイレン音があります。交差点に進入する時、他の車両の追い越しをかける時に使われます。


 さらには、「住宅モード」「ハーモニックサイレン音」というのもあるそうです。


「住宅モード」は、やかましいサイレン音を鳴らしながら住宅街に入ると迷惑になるので、近隣への騒音配慮として、通常のサイレンより数オクターブ、音を下げたモード。

 そして「ハーモニックサイレン音」は、音を重ねることで、とがってうるさい感じのサイレン音が柔らかい印象になった音です。これも、住宅街、あるいは病院搬送時の入院患者への騒音を配慮した機能となっています。


 ちなみに、昭和40年代の途中までは、救急車のサイレン音も、消防車と同じ「ウーウー」というものだったとか。


 株式会社「大阪サイレン製作所」が開発した「ピーポーサイレン」で、全国の救急車のサイレンが統一され、現在のものに切り替わったのが、1972年のこと。


 救急車の「ピーポー」と鳴るサイレンの歴史は、まだ半世紀くらいしかないんですね。

 意外と浅い。

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