6日目と7日目(実戦機種:ファフナー2/哲也3/シルバーダイアモンド)
❰6日目❱
1店目〈ピア〉で「ファフナー2」などを打つ。
など、というのは他にも数機種打ったが記録していないことをあらわす。もちろん記憶にも残っていない。
ファフナー2は1種2種混合機(註1)の先駆けとなった初代ファフナーの後継機だ。
いま主流になってる混合タイプよりも役物に依存する比率が高いので正直辛い。深追いせず14k(k=1000オカーネ)ほど散財して早々に店を移動する。
(註1)……大当たりにデジタル当選と役物入賞のふたつが絡むタイプの機種。
2店目は前回勝たせてもらった〈オリパサ〉。前回爆発した「哲也3」がかなり回ったので期待できると思い、引き続き今日もチャレンジすることに。
そしたらまあ今日も連チャンですよ。前回ほどではなかったにせよプラスの41k。ピアでの負け額を差っ引いてプラス27k。3連勝でございまする。
なんかね、この時点でオレってパチンコうまいなー、なんて思わなくもなかったり。
初日からのトータル収支はマイナス4kで負けてるんだけど、大負けしても取り返せるんだってゆう自信がね。
この自信と余裕が後に命取りになると、そのときはまだ気づかない大原であった。……だから大原って誰だよ!
あ、そういえば前回今回と「哲也3」のメーカー名を言ってなかった。失礼しました大一です。
大一さんはね、ちょっと気の毒なメーカーさんかも。パチンコメーカーの老舗であることは衆目の一致するところだが、これといったヒット作に恵まれていない。
しいて言うなら「ダイナマイト」だが大昔の話である。
京楽、SANKYOといった大手は別として中堅にも切り札的なキラーコンテンツがある。ニューギンなら「慶次」、サンセイR&Dなら「牙狼」、藤商事なら「リング」といった具合に。
個人的には大一にも藤商事のような成功をしてほしいと思っている。
藤商事は前述のリングでホラーパチンコという新ジャンルを樹立して大成功し、その後も萌えパチ等でファンに支持されている。
出玉、爆発力では昔から高評価なんだけどね大一。いつかヒットを飛ばすことを願っている。
❰7日目❱
さて仕事の都合で6日目、7日目の実戦は4日ほど間があいている。さすがにオレも毎日パチ屋へ行っているわけじゃないからね? まあ夜勤明けでも打ちに行ったりするけどさ(笑)
でだ、今回はちと余裕がある。なんたって連勝中だからね。ホールは迷わず〈オリパサ〉を選ぶ。なんたって連勝……(しつこい)。
ホールへ着いたはいいが打つ機種で迷う。さすがに哲也3はもういい。当たりまくって、ほとんどの演出を見たからね。
なので適当に「シルバーダイアモンド」とかいう台に座る。メーカーは海物語で有名なSANYOだ。
ちなみにSANYOは海シリーズ以外にも、ごくたまーに面白い機種を作る。聖闘士星矢とかね。だからあまり期待せずにシルバーダイアモンドとかいう、まったく無名の台に座ってみた。これが命取りだった。
あ、ちがう! シルバーのまえに数台打ってさきに諭吉さんひとりを失っていたのだ。これが1日のトータル収支でかなり痛い状況を作り出すことに。




