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まだまだ終わらない

 今日の学校をお姉ちゃんは休むらしい。

失恋したショックでベッドから出られないらしい。

親?親には頭が痛いとか言って学校を休ませてもらっていたよ。

流石に失恋したとは言えないみたいだね。それにしても親もたかが頭痛ぐらいで学校を休ませるのもおかしいよねー。

私なんて熱が40℃超えていても、吐いても学校に行かされたよ。私が家にいるのが嫌らしい。

ふざけんな!それでも本当に親か!




がちゃっ。


そこに立っていたのは──。


「何の用?さっさと消えろよ。このクズが。」


思わず不機嫌になってしまう存在。言葉遣いがひどい?そんなの、どうでもいいわ!こいつ相手なら。 


いつもとは違い、吐き捨てるように言った私に驚いたのか信じられない。と目をぱちぱちとまばたきした。


しまいには「お前……誰だ?」とまで聞かれましたよ。


「お前は誰だ……?何故テメェにお前なんて言われなきゃいけないんだよ。失せろ」


扉を思いっ切り開けると清々しいほど大きな音で茅斗の顔にぶつかった。その時に茅斗の唾がこちらに飛んできた。その唾は私の頬に着き、不快感が私の中で瞬く間に広がる。

ポケットからハンカチを取り出し、ごしごしと肌が傷付き、赤くなってしまうほど拭くと、鈴香は満足したのか、丁寧に拭いた場所を内側に折るようにしてポケットにしまった。


茅斗に視線をよこしたあと、はぁぁと長いため息をつき、学校へと足を進めた。

非常に短いですが、とりあえずここまで。

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