その5 その6
我が家の一日 その5
昼ごはんが終わると夏場でしたら、
昼寝をします。
早朝から働いているのですから
当然です。
涼しい場所を思い思いに選んで寝ます。
たぶん30分か もう少し少ない間と思います。
この間がとてつもなく私にはつらい長い時間です。
私は一日中一服していますから
眠たくはありません。
だからと言って起きていると
鉄拳が飛んできますので
じっと横になっています。
父の目が覚め「作業」と言うと
私の苦行は終わりです。
昼寝の季節でない場合でも
昼休みは一時間ぐらいです。
父と兄は出かけます。
母は、家事をして出かけます。
また同じように言って
出かけていくと
私は、一人遊びです。
3時になると
母が帰ってくることがあります。
3時のおやつにサツマイモを
ふかしに帰ってくるのです。
母が帰ってくると
三時のおやつがあるので
うれしかったです。
それから3時ごろか4時ごろになると
四つ年上の姉が小学校から帰ってきます。
でも私の記憶の中では
姉は勉強ばかりしていて
私と遊んだ覚えがありません。
そんなことありませんよね。
お姉さんごめんなさい。
夕暮れになるとなんとなく物悲しくなりますよね。
皆様はどうですか。
我が家から見える六甲の夕日を思い出すと
なんとなくつらいです。
我が家の1日 その6
夕方近くなると母が帰ってきます。
夕ご飯の支度です。
忙しく土間を行ったりきたりします。
またお風呂に川から水を運びます。
小さい五右衛門風呂ですが、何回も運ばないと
いっぱいになりません。
それから、わらを燃やして
暖めます。
これが大変です。
木と違って稲わらは、すぐ消えてしまいますので
丸めてくべなければなりません。
わらをくべつつ魚を焼いたりします。
大変ですよね。
普通は暗くなるまで父と兄は家へは
帰ってきません。
帰ってくると夏でしたらお風呂に入って
汗を流してから食事につきます。
一番風呂は必ず父と決まっています。
2番風呂はもちろん兄でその後子供が入った後
しまい風呂は、母です。
夕食のメニューは、麦ご飯・魚の焼き物・季節の野菜の煮物です。
それから、父と兄にはもう一品つきます。
たいしたものでなかったような気もしますが
余分に付くのが当たり前です。
父や兄は家では来客がない限り
お酒は、飲みません。
父はその後すぐに病気になったのでわかりませんが、
兄はお酒は好きな方でした。
倹約家のなせる技ですね。
皆様のお家ではどうですか。
お酒飲まれましたか
私は、この影響かどうかわかりませんが
お酒は、大嫌いです。
でも病気がちですが、、、、




