チャルロス・リッドガルド
一番かいてて辛い回でした。
語学力の無さに呆れました。
後で文章いじりまくります。
マジすいません。キャラの紹介の回でした。
まるまる別の話に改変するかもなので、その時はご了承下さい。
「君がパーティーに顔を出すなんて珍しいね、エリザ」
と言って来る金髪の男は、『チャルロス・リッドガルド』私の婚約者だ。大きく突き出た腹が奴の高慢な性格を表している。リッドガルド家はこの国の実質的支配者として有名だ。
父の側近であるマルオス・リッドガルドは、私がまだ幼い時に息子との婚約をとりつけ、名実共にその地位を確かな物にしようとしている。『光の騎士』も実際はリッドガルド家の私兵の様な物だ。
そんな父親の権力に寄生して、あたかも自分の力である様に振る舞っているのが彼である。
「そうですね、昔から私人が多い所が苦手でして」
私がそう言うとチャルロスは、
「いけないな、実にいけない……君のような可憐な花はもっと自分をアピールするべきだ、将来の僕の妃になるのなら尚の事、宴会の席に慣れておかなくては困るよ、僕の様にね」
チャルロスは不適な笑みを見せながら語る。
「はぁ、肝に銘じておきますね」(死ね)
何時見ても、コイツを見るたびにイライラさせられる。妃? 笑わせてくれる、誰がお前のの様な豚にも劣るグズなんかと結婚する物か。もし私が今の立場に居なければコイツを殴り倒し、魔物の肥やしにしている筈だ。
「チャルロス様、このような所におられたのですか」
女の声が聞こえた。それは聞き慣れた声だった。
「やぁ、クェスどうしたんだい?」
チャルロスの前に顔を出した女の名前は、『クェス・マルキオット』紫の髪をした、『光の騎士団』の三幹部の一人だ。『光の騎士』には三幹部といわれるこの国屈指の使い手が存在する。三幹部にはクェスの他に、『ディエゴ・マルフォイ』『ゴドウィン・ストロベンジ』という魔法騎士がいて、その上にこの大陸最強の騎士、『シュナイゼル・ワイズマン』という騎士団長がいる。
「お父上がお呼びです。何でもご友人に貴方を紹介したいともうされております」
クェスは私に気づき冷笑を浮かべ話しかけてくる。
「これはこれは姫様、貴方がこんな場所にくるなんて珍しいですね」
「はい、貴方に会うのもお久しぶりですねクェス」
「姫様も、何時も宮殿に引きこもっていらしゃるのでご心配していました」
「ご心配には及びません、貴方も毎日お国の為に無駄な労力を使って頂いて申し訳ない、ほほほほ」
お互いの視線が交わされれる、クェスは忌々しそうな目で私をみてくる。
私はこの女が嫌いだ、初めて会ったときから。おそらくこの女の同じ事を考えているのだろう。
「成る程、父上が……申し訳ないエリザ、もう少し君と二人で話かったんだけど」
「お気になさらずに、どうぞお父上の所に行ってください」
「そうか、じゃ僕はこれで失礼するよ」
チャルロスはそういって、パーティー会場の奥へと消えて行く。クェスもそれにつられる様に後を追う。
「やれやれ、やっと一人になれたわね」
外の空気を吸おうと私は屋敷のベランダに出る。
此処は平原から五十メートルの位置にある貴族街、ここは嫌いだが、此処から見える景色は別だ。
夜になり、月が出ている。
この国の古い言い伝えでは、月の向こうにこの世界とは別にもう一つ世界があるらしい。 そこには魔族が存在しないらしい、うさん臭いとは思うのだがもしあるのなら行ってみたい。
私は外の景色を眺めながら、何処までも続く闇の空を眺めていた。
『ディエゴ・マルフォイ』『ゴドウィン・ストロベンジ』『クェス・マルキオット』『シュナイゼル・ワイズマン』の名前に由来はありません。
チャルロスはdqのチャゴスをイメージしたキャラです。
ネーミングセンス皆無です。