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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

題名「未定」

作者: 朴紅蓮

主人公 園田嘉蓮 高校一年生 パッと見クールなイケメンだが、それは外見だけだった。中身は正真正銘のオタクであり、加えて変態であった。

妹 園田結花莉 中学二年生 表では何でもできる完璧少女だが、真の姿(裏の姿)は普段の結花莉からは考えられないほど変わるという。


「……」

「……」

現在俺はリビングで無言になっている。理由は簡単だ。

『お兄ちゃん! 今から私の部屋に来て!』

と、いきなり電話がかかってきたのだ。その電話を切って、今は俺も結花莉も無言状態が続いている。

さてどうしたものか……。このままじゃ拉致があかないぞ……? すると結花莉の方から話しかけてきた。

「あのね、お兄ちゃん」

「なんだ?」

「私……」

何かを決意したような目をしながら話し始める。

「私はお兄ちゃんに隠し事なんてしてないし、何もやましいことはしてません!」………………ん? なんかこのセリフどこかで聞いたことがあるような気がするんだが……気のせいかな?

「えっと、何を言ってるのかよくわからないんだけど……どういうこと?」

「だからっ! 私とお姉ちゃんはそんな関係じゃないってことだよ!」

いや、それならわざわざ部屋に来てくれっていう理由がないと思うのだが……。それに『姉妹』とか『姉妹の関係』とか言わずに、『私たち』って言うあたりもう確定しているようなものだろ……。

「まあとりあえず行ってみるよ。それでいいか?」

「うん! 待ってます!」……ということで俺は妹の部屋の前まで来たわけだが、さっきからずっとドアの向こう側から声が聞こえてくるんだよなぁ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] あの幻の作品が見られるとは思っていませんでした。とても嬉しいです。 この小説を読むことで、まるで世界の理を理解したかのような全能感を得ることができ、更には政府からの思考盗聴を防ぐことができ…
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