３
「いってぇぇぇ
あんのくそ神野郎が許さん絶対許さん
あ？ここはどこだよ」
あたり一面真っ暗
「ん？砂？え、寒いものすごく寒い…ちょちょちょまち
てことは前世いったことないけど わかるよ私
これ砂漠でないの？？？すっごく殺意わいてきたんだけど？？？
くそやろう普通はな森だろ森、で昼間に落とすものだろうがよ」
バーカバーカ
「誰だ今バカっていたやつ！」
カーカーカー
「あれぇ？？？夜にカラスって鳴くものだっけ
え、ひ、ちょいと待ってくれ
なんでカラスがそんなにでかいんだよ！！！
鷹？進化してしまったのか、異世界ってこんなに厳しいのかよーーーーーーー」
「マテ、マテ、マテェェェ
エサ、ニ、ニゲルナァァァァ」
「逃げますよぉぉ
逃げます、わたし美味しくないですからぁぁぁぁ
無理無理無理無理、、、あ！私拳闘士だ！！！よし殴ろう！
でぇやぁぁぁ」
「ム？ナニカアタッタカ？」
「なんでぇぇぇ効いてないよ
……ん？私今何レべ？？？
ステータスゥゥオープン！」
ただいまのレベル１
「このくそゲーがぁぁぁぁ
呪ってやる神め、貴様には毎回トイレットペーパー残り一周の呪いをプレゼントだ！！」
警告
緊急脱出モードをつかいますか？
「使う！使うよ！」
了解いたしました
緊急脱出モード 開始
発動まで残り３０秒
「え、緊急なのにすぐに脱出できないなんて設定ミスってるって
マジで」
「オーイツイタ」
残り１５秒
「無理無理おいしくないからぁ
添加物まみれだから！カップラーメンめっちゃたべてたから！」
パクッ
「は？今たべられてるの？？？」
ゴックン
「はぁぁぁぁぁぁ？？
やばい消化される消化ぁぁぁぁぁ」
緊急脱出 発動します
「……わぁ、新発見だ
胃袋にはいる直前でもテレポーションできるんだ
すごいねーーーー
カウントなしにしろよぉぉぉぉめっちゃこわかっただろぉぉぉ」
緊急脱出モードが終了いたしました
残り回数０回
「えーなくなっちゃた
まじか。やばくね……まぁいっかなんとかなるなる！」
今度は昼間だし、明るい森のなか
「はぁ
とりあえずよかった今度はだいじょぶそうだ
ん？川がある！
水だーー命のウォーター！！！！！」
その川はものすごーく藻がはえていた
一面緑でザリガニは死骸しかないもちろん魚なんて泳いでなーい
汚い川である。
「なぜだよ！テンプレだとそこで水のんで川沿いをあるいて
村に向かうパターンだろうが！
くっそう神め、中二病って言ったことおこってんのか？
心がせまいなーーー
それでも神か！絶対信仰してやんないかんなー」
