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プロローグ
初投稿です。
大目に見ていただけるとありがたいです。
サリヴァート王国。
今その国に確変が訪れようとしていた。
前王のころから国のために尽くし働いて、今や現王よりも権力があると言われていた宰相バルベリーニが不正発覚のため現王アルフレットによって死刑に処されることとなった。道連れに何人もの有力貴族が流刑や免職に処された。
そして…、この国の王妃ローズマリーもバルベリーニの娘であるということで処刑されることが決まった。王妃降格、自宅に帰ることは許されず、都の外れの辺鄙な土地に侍女と二人で暮らすこことなった。
サリヴァート王国はその後、アルフレット王の信頼も厚く、王が幼いころより仕えていた文官ロズベルクが宰相の位に就き、王の寵愛を得ていた側室リディアが王妃となって、アルフレット王を支えていった。
この確変は王にとって成功したと言えるはずであった。
ローペースで更新をしていきます。
お付き合いいただけたら幸いです!