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幹部会談

5分後

超弩級多目的戦艦龍神会議室


海神の艦長と副長が龍神に移乗し、会談が行われた。


「良く来たわね。」

「いえ、誉れある龍神と協同で戦える事を名誉に思います。」


篠田艦長の言葉に特大型潜水艦海神艦長指原香織大佐は嬉しそうに答えた。


「早速だけど、海神について教えて貰える。」

「了解しました。副長、御願い。」

「分かりました。」


副長の杉原峰子大尉が立ち上がって説明を始めた。


「本艦海神は龍神専用の潜水艦になります。前方警戒と攻撃を受け持ち、守護致します。全長は138メートル、最大幅14メートル、速力水上が25ノット、水中が15ノット、武装は95センチ魚雷発射菅6門、65センチ魚雷発射菅6門です。満載排水量は水上5800トン、水中6900トンとなります。」

「……」


余りにも尋常では無い潜水艦諸元の為、篠田艦長達は暫し唖然とした。


「龍神と同じくディーゼル機関を有しており、通常の潜水艦より高速になりました。95センチ魚雷は海神の秘密兵器といえ、全長18メートル、炸薬量2トンを誇り、最高速力69ノットであります。破壊力と速力を高めた為、射程は15キロとなりましたが速力69ノットですので必中と思われます。これは超魚雷雷神と名付けられました。この雷神に攻撃されれば龍神でも大和級でも沈みます。」


指原副長の言葉に再び篠田艦長達は唖然とした。たった1発で龍神や大和級が沈むというのである。まさに尋常ならざる魚雷だ。


「龍神と大和級を1発で、沈める!?」

「はい。海神は龍神を守護するのが目的です。それが戦艦や空母相手に何発も魚雷を浪費する訳にはいきません。その為雷神は驚異的な威力を有する魚雷となったのです。」


川村砲術長の言葉に指原副長は答えた。その後お互いに協力関係を確認し、龍神と海神は新たなる目的地へと向かった。




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