【ニート撲滅運動】200文字
筒井康隆流
さっき、ニート仲間である坂本さんが地上に落ちたので、いよいよ、おれが世界最後のニートとなってしまった。
上空を走るヘリのカメラによって、ズームアップで写しだされたおれの顔は世界中に流された。
おれは最後のニート根性を見せ付けるかの如く、カメラに向かって求人雑誌を見せ付け、破り、丸め、投げ捨て、カメラに向かい、ニート丸出しのピースサインを連発してやったところで、一発の銃声が聞こえ、おれの意識は遠退いた。
筒井康隆流
さっき、ニート仲間である坂本さんが地上に落ちたので、いよいよ、おれが世界最後のニートとなってしまった。
上空を走るヘリのカメラによって、ズームアップで写しだされたおれの顔は世界中に流された。
おれは最後のニート根性を見せ付けるかの如く、カメラに向かって求人雑誌を見せ付け、破り、丸め、投げ捨て、カメラに向かい、ニート丸出しのピースサインを連発してやったところで、一発の銃声が聞こえ、おれの意識は遠退いた。
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