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Memory Life  作者: ザナスト
5/5

過去1

「ふふっ」


「どうしたんですか?急に笑ったりして怖いですよ」


「怖くないよ!!」


「で?どうしたんです?」


「ちょっと出会った時のこと思い出しただけだよ」


「そうですね、泣き虫に出会ったのはいいことだらけでしたね」


「泣き虫じゃないよ~、でもそうだね」


~回想~


「あ~あなんでだろうな~、私はただ楽しくゲームがしたいだけなのに

皆、私の職業聞いただけでいらないっていうんだもん

もうやめようかな」


涙が出てきた、寂しかった、悔しかった


そんな時だったこの人と出会ったのは


「そんなところで何をしているんだ、そんなことをしていてもつまらないだろう」


顔を上げるとその人は驚いた


「なっ!何を泣いているんだ、何があったか聞かせてみろ」


初めて優しくされた、それがとても嬉しかったんだ、そして余計に涙が出た


「泣くんじゃない、こっちに来て座れ」


「あ゛りがどう゛うううう」


「何があったんだ言ってみろ」


「実は私の職業召喚士と調教師なんです」


「なるほど、職業迫害か初心者にはきついだろ」


「はい、だからゲームやめようかなって悩んでてでも悔しくて、」


「そうか、なら俺と来るか、俺はジャック、ジャック・ザ・リッパ―だ」


「メルです。いいんですか?足手まといになりますよ」


「俺は強いからな。足手まといぐらいNPCで慣れてるしお前は面白そうだ」


「なら、よろしくお願いします」


「よろしく、あ!、あと俺の職業は一次職は騎士、鎌士、魔法師、魔導士、聖者

二次職は聖騎士、暗黒騎士、賢者だ

EX職はまだない総合レベルは3400だ」


「え?もしかしてですけどトッププレイヤーのジャックさんですか?」


「そうだが、何か問題でもあるか?」


「いえ、ありません、私の一次職は召喚士、調教師です

総合レベルは2です」


「じゃあまずは、装備でもそろえに行くか

その装備だったら雑魚にすら負けるぞ」


「知り合いに作ってもらうか

じゃ、いくぞ」


「あのいいんですかそんなにしてもらって

お返しできるものなんてないんですけど」


「いいんだよ俺が好きでやってることだ

あとお返しは俺と固定パーティーでも組んでくれ

おっついたぞここだ、『鍛冶馬鹿』っいう鍛冶屋だ」


カランコロン


「いらっしゃい、、、ってなんだお前か

メンテにはまだ早いだろ」


「今日は俺の用事じゃなくてこいつに

武器と装備を頼む、これから一緒にゲームをやる予定だから

最低限は揃えとかないとな」


「ほぉう、お前が誰かとゲームか珍しい、いいじゃろう!

嬢ちゃん職業はなんじゃ?」


「えっと、召喚士と調教師です」


「なるほど、となるとこれとこれ、あとこれも必要じゃな

お代はジャックでいいんじゃろう、だったらこれもつけとくか

よしこんなもんじゃろう

ジャック650000でいいぞ」


「ほらよ、ちょうどだ」








「よしまずはレベルを上げてエリアボスを倒しに行こうか」




まだまだ続く

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