白山湖白の視点
ここでの番外編は最後です。次回から次の章に進みます。
空って飛べるのかな?
お父さんに聞いてみよう。
あっそう言えば今はいなくなっちゃったんだ。
どこにいるんだろう。
カップラーメンがいっぱいあるから、心配しなくてもへいきかな?
テレビを付けると明日は月が1番大きく見えるっていってる。
惑星っていんりょくがあるんだよね。
なら、月が近づいてるなら、飛べるかも!?
今日は1回外に出て見よう。
1時間位外にいたら、せっかくお風呂に入ったのにさむくなっちゃった。
帰ろう。
あれ。変な人がいる。
まあいいか。明日は飛べるかな?
今日は飛んでみせるぞー。
飛び降りてみよう。
てくてくてく
バッと誰かに引っ張られた。
誰?じゃま。
昨日の人っていってるけど⋯
近くで見てみたら、確かに昨日の人だったみたい。
なにをしたいのかきいてきたから、空を飛びたいって答えたら、笑われちゃった。
なにこいつむかつく。
名前を名乗ってきた。
百坂春人っていうらしい。
こっちも名乗ったらココアをくれた。
いいひと。
でも、ココアは熱くてのめなかった。
はるとくんってひとは普通に飲めててすごかった。
大人なんだ〜。
眠くなったからもう帰りたいや。
ちゃんと挨拶をしてから帰れた。
やっぱりえらい!
ココア美味しかったな。