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第4話「干渉と影の衝突」
影丸はついに動いた。
小早川の決断を正しい方向へ導くため、流れそのものへ干渉を試みる。
しかしその瞬間、霞がそれを遮る。
霞「あなたの手は届かない」
影丸「ならば届かせるだけだ」
二人の間に刃はない。
それでも空気は鋼よりも鋭く張り詰めていく。
小早川の周囲では情報が歪み始める。
誰の言葉が真実なのか分からない。
味方と敵の境界が崩れ、判断そのものが奪われていく。
影丸は理解する。
戦は外側ではない。
すでに“内側”で完結しつつある。
霞の声が落ちる。
「あなたは間に合わない」
影丸は一歩も退かずに返す。
「まだ終わっていない」
その瞬間、関ヶ原の未来がわずかに軋んだ。




