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【絵本】青い鳥 L’Oiseau bleu   作者: 原作:ド・オーノワ夫人(Madame d'Aulnoy)版画:エピナルのペルラン 邦訳:萩原 學
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1. フロリーヌと王子様 Florine et le prince

挿絵(By みてみん)

昔々、とても裕福な王様がありました。妻を亡くした後、再婚し、生き写しな娘のフロリーヌを、新しい王妃とその娘トゥルイトンヌに紹介しました。フロリーヌはお日様のように美しく、一方トゥルイトンヌは鱒のように赤い斑点が顔中にあって、髪は汚れて肌は脂ぎって、一目で嫌悪感を催すほどでした。

Il était une fois un roi fort riche qui, devenu veuf, s’était remarié et présenta sa fille Florine, qui était belle comme le jour, à la nouvelle reine et à sa fille Truitonne qu’on appelait ainsi parce que son visage était rempli de taches de rouge comme une truite et que ses cheveux sâles et crasseux et sa peau huileuse la rendaient dégoutante à voir.

挿絵(By みてみん)

とある日、王は王妃に告げて曰く。フロリーヌとトゥルイトンヌは結婚適齢期であるゆえ、宮廷にやってくる最初の王子に、何れか嫁がせるべしと。……ほどなくして、「白馬の王子」と呼ばれる若き貴族が宮廷を訪れましたので、王妃がトゥルイトンヌを嫁がせようとしたところが、フロリーヌへの愛を告白しました。

Le roi dit un jour à la reine que Florine et Truitonne étaient en âge de se marier et qu’il fallait faire en sorte d’en donner une au premier prince qui viendrait à la cour. — Peu de temps après un jeune seigneur appelé le prince Charmant vint à la cour et déclara son amour à Florine, en dépit de la reine, qui voulait lui présenter Truitonne.

Truitonne:その名は「鱒」(フランス語でtruite)に由来。また、雌豚は「truie」と発音され、変身に伴って語呂合わせが発生


le prince Charmant: オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』に於ても主人公は「プリンス・チャーミング」と呼ばれるが、それ自体が御伽噺に於ける典型

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