声の正体
やめろ、そんな目で見るな。なんか、俺が悪い奴みたいに見えるだろ。
いや、もっと大事なことがあった
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お前誰だよ
ん?私かい?
お前以外にいないだろ
確かにそうだね、私は大精霊ランワーフ、の成れの果て
へー、?成れの果て?大精霊?
うん、私、前はスッゴイ偉い精霊だったんだよ。
前?
うん、今は滅ぼされちゃったから、誰かの体に魂として住み着くしかないんだ。
俺に住み着いてるの?
ああ。
なんかキモいな
そんな事言わないでよ、私のお陰で助かったんだから
いやそうだけど
じゃーもーいいでしょ
う、うん
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「あ、あんた、何者なん?」
「ん、俺?、俺かぁー、、、俺、なんて名前がい
いと思う?」
「はぁ?えぇ?」
「あ、それよりも大精霊ランワーフって知ってる?」
「、、、知らない、、、」
そっかー、
「うん、じゃーまたねー」
「え?」
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おい
?なんだい?
お前って時間止めたり出来る
、、、出来るけど
じゃあ無双できる?
うーん、君の体を依り代にしてるからある程度は、戦えるけどー、無双は、、、無理かなー、ほら、この世界って以上に強い人がいたりするから
なんとかならない?
君が契約させてくれたら、勇者でも倒せるけど
マジかお前、じゃあ早速契約し、、、あり得ない対価とかがあるんだよな
どうしてそう思う?
じゃ無かったらとっくにしてるはずだ
さすがだね、私と契約すると君は魔法が使えなくなる、と言うか魔力が使えなくなる
魔法か、、、じゃあ無双も何もなくね?
君が使えないだけで私は使えるよ
じゃあ良くね?
え?いいの?
うん、それ以外の対価は、、、ないよな
ないけど、、、
じゃあ良いぞ
本当にぃ!ホントにいいの!?
ああ
やったー、じゃあ行くよ
ああ
………………
何ブツブツいってんだ?
……………………….、よし
え?
もういいよ
あ、ああ
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「やあ」
「え?」
「やあ、私がランワーフ、そう言えば君の名前を聞いていなかったね」
そこに居たのは、
そこには、絶世の美女がいた