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飛ぶだけの空  作者: 石黒嗣翠
第一章
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プロローグ

僕は今まで19年生きてきた。人間60年と言われるけど、そのうちの大体3分の1に僕は位置をしている。

平行世界がもしあったとして、そこが人間100年の世界だったら5分の1の所に僕は位置をしている。

数字を出すとどれも同じように感じてしまう。

止め。少し考えることがなかったせいで感傷的になってしまった。きっと、そろそろお呼び出しが来るさ。

僕が生まれるずっと前、海の向こうの国がクーデターでなくなったらしい。それには、ある国が一枚噛んでいたらしく世界はその国の側に立つか、あるいは逆の立場に立った。(僕の生まれた国は、逆の立場なんだって)その内世界で話される言語は二つになって、世界は二分化された。そうなる前から戦争は始まっていた様だ。

僕達のクニ(連合国と言ったものか?)は、なんせ人が足らないもんだから18で徴兵される。僕は別に何を思うわけもなく淡々と入隊手続きをしたが、今でも泣きながら手続きをしていた人を思い出す。入隊して1年はクニで一番安全地帯であると言われる所(こんな小さな国に安全とかあるのだろうか?)に送られてそれぞれ、学校での卒業試験の成績によって決められた部隊に配属される。そこで約1年間の訓練を受ける。因みに僕はパイロットになった。僕達の国は島国だから、大体海兵か、パイロットになる。陸軍は体がそこまで丈夫でない人や、頭が相当いい人たちが入る。相手国を攻めるだけの力は無いから常に防衛してる感じ。でも、僕らの世代はベビーブームだったからどうなるかは分からないけどね。

こんなもので説明はいいだろうか?正直、普段の言葉遣いとは違う言葉遣いでものを考えると疲れてしまう。それに、思い出を語るという行為はなんか縁起が悪い感じがするよね。「走馬灯」とかってあるでしょう?

あぁ、お呼びのようだ。

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