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少年戦記  作者: ドラ吉05
1/3

第1記 ドッペルゲンガー

どうもドラ吉05です。

2作目です。

Dプロジェクトのプロジェクトα!

戦記では無いけど題名に「戦記」とつけたので戦記のジャンルにしときます。

同じ人が二人しかも性格・運動神経・頭脳の全てが本人とは間逆になっている。

そんな人をあなたは見たことがありますか?

この話はそんな「ありえない事」を「ありえる事」にしてみた話です。



「契約完了…」





ではごゆっくりと。

4月30日の午後11時…

「はぁ、はぁ」

こんなに走ったことが過去に何回あっただろうか。

走りすぎて心臓が張り裂けそうだ。

あぁ死ぬんだ。

結局、約束は守れずに終わるんだ。

これじゃ昔の自分となんら変わりないじゃないか。

そんなことを思いながら奥歯を噛み締めて薄れ行く意識の中強く強く生きたいと願った…





「少年戦記」




薄暗い部屋に暖かい日差しが照りつけている。

そろそろ学校の時間だが僕には関係ないことだから、せっかく起きたが二度寝宣言をして再び布団に入った。

こんなことが出来るのは、自宅警備員という価値のある役に入らないと出来ないことだ。

布団に入って約10分は経っただろう。

心地よいものだ。

ウトウトしてきて寝れそうだ。

きっと起きたら昼なんだろうな。

この際夜まで寝てみようかな。

そんなことを考えてた次の瞬間、

「おい。起きろよ。」

「何だい。うるさいよ」

僕は無意識に答えたがおかしい。

さっきまで一人だったはず。

誰かがこの部屋に居る。

目を開けるのが恐くなりそのまま寝ようとした。

(きっと何かの夢だ。そうだそうに違いない!)

自分にそう言い聞かせ再度寝ようとした瞬間

「起きろヤ!」

何かが腹にめり込んだ。

僕は思わず「グフッ」っと言ったが「咳しましたけど何か?」みたいなアピールをしてから再び心の中で一人討論をしていた。

(今、完璧に「起きろヤ!」って言ってたよ。完璧、僕のお腹に右ストレートを食い込ませたよね…)

おそるおそる目を開けてみるが、そこには誰も居なかった。

(やっぱり気のせいだったんだ。)

僕は一安心して深い眠りについた。

目を覚ますと13時の昼になっていた。

さっきのことを思い出すが夢であることを信じてベッドから飛び起きてリビングに置いてあるお昼ご飯を食べた。

そして、パソコンに向かおうと歩こうとしたとき

『ピーンポーン』

インターフォンの音がした。

あいにく家は自分一人なので僕が出るしかなかった。


無事に荷物を受け取り、やっとのこと落ち着いたところで誰あてかを見てみた。

そこに書いてあったのは

成宮なるみや たから様』

とだけ書いてあった。

成宮 宝とは僕の名前だ。

箱の中身を確認もせず机の中にしまいこんだ。

なぜなら見たかったがハサミは仕事場・・・には無いのが当たり前だからだ。

引きこもってから約1ヶ月が経ったが、そこそこ様になってきた。

最後に家を出たのはよく記憶に無いが七不思議を確かめるために肝試しをしたことの数日後と言う事だけは覚えていた。

まぁ、とりあえずだな要するに面倒くさいからだ。

一度、階段を上がってからハサミが必要な事態に気が付くとは。

「はぁ…」

一つため息をしてから部屋に入った。

「あれ?」

僕は思わず声を裏返らせて言った。

机の上にハサミがあった。

「……」

数分前の自分を思い浮かべるがハサミを持った記憶も無い。

しかし、さっきしようと思って見てたパソコンの上にあるのだから前からあったものでも無いと思う。

おそらく人が動かさないと、ここには無いだろう。

(おかしい…)

心の中で違和感を感じ始めてきた。

恐くなってきて思わず部屋から出ようとするが、後ろを振り向けない。

(後ろに何か居る。)

たしかに後ろに違和感を感じる。

(どうする振り向こうかな…)

心の中で一人討論していると。

「…り…と……は」

後ろで何かが聞こえた。

これで間違いなくこの部屋には僕と誰かが居る。

すこし恐くなり知らん振りをかましていたが

「ありがとうくらいは言えよ!」

急な怒鳴り声に僕は驚いて無言で横目で見る感じで振り向いた。

そこには自分と瓜二つの格好をした奴が居た。

格好というか全てが僕自身と同じだった。

「ぎゃーーーーーーー!」

それと同時に僕は命一杯の声で叫びながら布団までダッシュして頭だけを布団で隠した。

それと同時に再度確認した。

それはまさしく「ドッペルゲンガー」そのものだった。

どうやら「ドッペルゲンガー」は存在するらしいです。

なにげ冷静に考えている自分に驚きだ。




とりあえず助けてください。


どうでしたか?

もし最後まで読んだのなら感想を書いといてください。


あなたの身近にもドッペルゲンガーは居るかもしれない…


ではバーイセンキュウ!

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